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アウディ史上最速のスーパーカー 新型「ヌヴォラーリ」世界初公開! トータル1001馬力は499台限定のハイブリッドモデル ランボ「テメラリオ」との関係性とは

ハイブリッド・パワートレインを積む初のアウディ製スーパーカー

 2026年6月4日、アウディはフランス・ニースでまったく新しいスーパーカー「ヌヴォラーリ」を発表しました。

 ハイブリッド・パワートレインを搭載する新型ヌヴォラーリのシステム出力は1001ps。0-100km/h加速は2.6秒でクリアし、最高速度は350km/hに到達するので、アウディ史上、もっとも速いモデルといって間違いなさそうです。

 ちなみに、アウディはかつてR8というスーパーカーを販売していましたが、あちらは純粋なエンジン車だったので、ヌヴォラーリはハイブリッド・パワートレインを積む初のアウディ製スーパーカーと位置付けられます。なお、ヌヴォラーリは499台が限定発売されるそうです。

 ところで、アウディはなぜ、突然ヌヴォラーリを発表したのでしょうか?

世界初公開されたアウディ新型「ヌヴォラーリ」
世界初公開されたアウディ新型「ヌヴォラーリ」

 ヌヴォラーリを生み出した理由を、2023年からCEOを務めるゲルノット・デルナーは次のように説明しています。

「アウディ・ヌヴォラーリは、アウディの未来、そしてパフォーマンスの新しい形、さらには電動化時代における『技術による先進』を示すステートメントです」

 アウディは2010年代の終わりから急速に電動化を推進。2021年には当時のCEOであるマルクス・ドゥスマンが「アウディが2026年以降に導入する新型車はすべてEVとなり、2033年までに内燃エンジンの生産を段階的に終了」すると宣言していました。

 しかし、EVの世界的な需要後退を受け、デルナー現CEOは昨2025年9月に「今後もハイブリッド車を継続的に生産する可能性がある」と言明し、完全EV化戦略を事実上、撤回したのです。

 さらにアウディは2026年からF1グランプリに新規参戦。自社開発したV6ターボエンジン+ハイブリッドシステムを搭載するアウディR26をシリーズに投入し、デビューイヤーながら現在チームランキングで9位につけています。なかなかの健闘といっていいでしょう。

 こうした状況から、今後アウディはEVだけでなくハイブリッド・パワートレインを搭載したハイパフォーマンスモデルも手がけることになると予想されます。

 事実、今年2月にはプラグインハイブリッド・パワートレインを積んだ新型RS5を発表。2.9リッターV6ツインターボエンジンと電動モーターを組み合わせて最高639psのシステム出力を発揮する新世代モデルを世に送り出したのです。

 こうしたアウディの将来戦略を象徴するモデルとして、今回のヌヴォラーリは誕生したのです。

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