スーパーバイク世界権で勝つために生まれたホモロゲモデル 四半世紀の間ひとりのオーナーが愛したホンダVツインが米国で発見 走行1.6万キロの極上「RVT1000R」ってどんなバイク?
1万マイルを刻んだワンオーナー車、落札価格は約165万円
今回出品された個体は、ミシガン州の正規販売店にて2000年1月に新車でデリバリーされた2000年式の初期モデルです。

最大の特徴は、出品者がこのマシンの初代オーナーであり、デリバリーから25年以上にわたり一度も手放すことなく所有し続けてきたという点にあります。
エクステリアは、ホンダのレーシングスピリットを象徴する赤と銀を基調に、黒のアクセントを加えたカラーリングで構成されています。
一部の消耗パーツが交換されているものの、全体としてオリジナルの塗装状態が美しく維持されており、大切に保管されてきたことがうかがえるコンディションです。
また、足まわりにはブラック仕上げの17インチ鋳造アルミホイールを装着し、タイヤはブリヂストン製のラジアルタイヤが組み合わされています。
ブレーキシステムには、フロントにゴールド仕上げのニッシン製4ピストンキャリパーと320mmのフローティングディスクをダブルで装備しており、制動力とコントロール性を両立しています。
そして、コックピット周りは、トップブリッジ下に固定されたクリップオンハンドルバーがレーシーなライディングポジションを形成しています。
中央に鎮座するデジタルメーターパネルには、速度計やバーグラフ式のタコメーターが集約されており、ライダーに的確な情報を伝えます。
走行距離はデジタルオドメーターで1万マイル、日本円に換算して約1万6000キロメートルを示しており、年式を考えれば非常に低走行な状態といえます。
機関系の状態についても、出品にあたりオイル交換や各フィルターの交換、バッテリーの換装などのメンテナンスが適切に行われました。
また、外観についても、一部のカウル内側の断熱材(インシュレーター)が新品に交換されているなど、非常に良好な状態を保っています。
なお、今回のオークションでは25件の入札を集め、最終的に1万500ドル(約165万4000円)で落札されました。
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今回のRVT1000Rは、初代オーナーの手によって大切に保管されてきた履歴が明確な1台でした。
RC51は、ホンダが世界選手権を制するために送り出した歴史的なモデルであり、その成り立ちは現在も多くのファンを引きつけています。
北米市場においてワンオーナーかつ適切な整備がなされた個体は希少であり、今回の落札価格はその価値を反映したものといえます。
25年という歳月を経てもなお、当時のレーステクノロジーが色濃く残るこのマシンの存在感は、多くのライダーにとって特別な意味を持ち続けているといえそうです。
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