1974年の登場から半世紀以上 名車フォルクスワーゲン「ゴルフ」って スポーツの“ゴルフ”と関係がある? 近年 新たに浮上してきた“車名の由来”とは
ゴルフは「馬の名前」だった?近年浮上した「新たな説」とは?
一方、近年ではゴルフの由来について新たな説が浮上しているようです。

ある海外メディアは、当時のフォルクスワーゲンの役員であったハンス=ヨアヒム・ツィンマーマン氏がフォルクスワーゲン博物館に愛馬の絵画を寄贈した際、次のようなエピソードが語られたことを報じています。
ツィンマーマン氏の語ったところによれば、1973年に当時のホルスト・ミュンツナー会長が「ゴルフ」と名付けられたツィンマーマン氏の愛馬に乗って非常に感銘を受け、その数日後に「GOLF」のエンブレムがついたニューモデルのプロトタイプを見せられたといいます。
ツィンマーマン氏は「私の馬がゴルフという名前の由来です」としたうえで「ゴルフは最高級、優雅さ、そして信頼性を象徴しています。ゴルフが長く成功を収めることを願っています」と話したとされています。
もちろん、このエピソードはフォルクスワーゲンが公式に認めたものではありません。
しかし、その内容は多くの人々の信用を得るに足るものであったことから、現在では「ゴルフ=馬の名前」説も、有力な説のひとつとなっています。
ゴルフという名称については、本来は「ブリザード」という名称になるはずだったという都市伝説も欧州を中心に根強く残っています。
この都市伝説によれば、オーストリアのスキー関連企業がすでに「ブリザード」という商標を取得していたことから、次の候補であったゴルフとなったとされています。
ただ、実際には当時自動車カテゴリーにおいて「ブリザード」という商標は登録されておらず、フォルクスワーゲンがそれを出願しようとした形跡も見られないことや、その後1979年にトヨタが「ブリザード」の商標をドイツで登録していることから、これは事実に基づくものではないとされています。
※ ※ ※
真偽不明のものもふくめれば、ゴルフの車名に関するエピソードは枚挙にいとまがありません。
そのほとんどは根拠がないものではありますが、そうした都市伝説が語られ続けていることこそが、ゴルフが世界に名だたる名車である証左なのかもしれません。
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