1974年の登場から半世紀以上 名車フォルクスワーゲン「ゴルフ」って スポーツの“ゴルフ”と関係がある? 近年 新たに浮上してきた“車名の由来”とは
名車「ゴルフ」はスポーツのゴルフと関係がある?
世界有数の自動車大国であるドイツにおいて、「Cセグメントのベンチマーク」や「実用車のメートル原器」といった二つ名で知られているのがフォルクスワーゲン「ゴルフ」です。
1974年に誕生したゴルフは、当時のフォルクスワーゲンにおけるもっともベーシックなモデルであったものの、そのコンパクトかつ効率的なパッケージングにより発売直後から爆発的な人気を誇りました。
それからおよそ50年が経過して8代目へと進化した現在でも、その基本的な立ち位置は変わっておらず、自動車史に残るベストセラーモデルとしての評価をほしいままにしています。
そんなゴルフですが、その名称からスポーツのゴルフとの関連性を思い浮かべるユーザーも少なくないようです。
実際、かつての「ゴルフ GTI」のシフトノブにはゴルフボールのようなデザインが見られたり、1979年に北米で発売された初代ゴルフをベースとしたピックアップトラックに「キャディ」の名称が与えられたりと、フォルクスワーゲン自身もゴルフとスポーツのゴルフを関係づけているエピソードがあります。

フォルクスワーゲンの日本法人が公式に発表している資料には「ドイツ語で『ゴルフ』とは、スポーツのほかに『湾』とか『入り江』という意味があります。つまり車名のゴルフは、メキシコ湾流の『ガルフストリーム』に由来しているのです」と明記されています。
ガルフストリームとは大西洋を流れる世界最大級の温暖海流であり、欧州西部の温暖な気候を形成する要因とされています。
フォルクスワーゲンでは、アドリア海を抜ける爽やかな風である「ボーラ」やジェット気流に由来する「ジェッタ」、サハラ砂漠に吹く熱風を意味する「シロッコ」など、風をモチーフとした名称がしばしば見られます。
そうした点から見ても、ゴルフがガルフストリームに由来しているというのは疑いようのない事実であると言えそうです。
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