カッコいいのに道を選ばずに走れるって、じつは最強なんじゃね!? 日常の機動力とオフロードの走破性を兼ね備えた国産「スクランブラー」3選
続いてはヤマハとスズキのアドベンチャー
●ヤマハ「テネレ700」
次に紹介するのは、ヤマハ「テネレ700」です。

テネレ700は、ダートラリーで活躍した名車から続くアドベンチャーモデルの系譜を持ち、高いオフロード走破性を重視して開発されました。
外観デザインは、ラリーマシンを思わせる縦型4眼LEDヘッドライトやフラットシートが採用され、機能美とタフさを備えたシルエットが形成されています。
そして、搭載されるエンジンは、排気量688ccの水冷4ストローク直列2気筒で、最高出力73ps、最大トルク68Nmを発揮します。
リニアなトルク特性を持つCP2エンジンにより、低回転域からの粘り強さと高回転域での伸びやかさが両立され、幅広いシーンでの扱いやすさが追求されています。
車両重量は208kgで、シート高は875mmとなっており、悪路での走破性とコントロール性を高める工夫がほどこされています。
機能および電子制御面では、オフロード走行時に後輪のABSを解除できるシステムが採用されており、ダート路面でのブレーキを意図に合わせて調整できる仕様です。
なお、価格は145万2000円です。
●スズキ「Vストローム800DE」
最後に紹介するのは、スズキ「Vストローム800DE」です。

Vストローム800DEは、スズキのアドベンチャーモデルであるVストロームシリーズのなかでも、より未舗装路での走破性を高めた派生モデルとして誕生した系譜を持ちます。
現行モデルの外観は、シリーズ伝統のクチバシデザインを受け継ぎつつ、縦型のLEDヘッドライトやショートウインドスクリーンが採用され、タフなスタイルが構築されています。
そして、搭載されるエンジンは、排気量775ccの水冷4ストローク並列2気筒エンジンで、最高出力82ps、最大トルク76Nmを発揮する設定となっています。
270度位相クランクによる豊かなトルクとスムーズな吹け上がりが特徴で、路面状況を問わず力強い走行が可能な特性に調整されています。
車両重量は230kgで、シート高は855mmと、長距離ツーリングでの快適性とダートでの操作性を提供する設計がなされています。
機能および電子制御面では、未舗装路での走行を想定したGモードを備えるトラクションコントロールや、双方向クイックシフトが採用されています。
くわえて、視認性に優れるカラー液晶メーターが装備され、多彩な走行環境に対応する電子制御が充実した設計がなされています。
なお、価格は139万7000万円です。
※ ※ ※
今回紹介した3車種は、それぞれ異なるコンセプトで開発されたスクランブラーおよびアドベンチャーモデルです。
いずれも未舗装路での走破性を高める専用装備が充実しており、日々の街乗りから週末のキャンプまで幅広いシーンで活躍する性能を備えています。
今後も排ガス規制への対応や新たな安全技術の搭載などにより、多様な路面に対応するモデルがどう進化していくのか注目が集まりそうです。
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