世界限定40台 ランボルギーニ「エッセンツァ」がオークションに登場 自然吸気V12は最強の830馬力 特別なオーナー向けの“激レア”スーパーカーの中身とは
予想落札価格は250万ドルから320万ドル
2026年8月に米国モントレー・カーウィークで開催されるブロードアローオークション主催のザ・クエイル・オークションにて、2021年式ランボルギーニ「エッセンツァSCV12」が出品される予定です。
エッセンツァ SCV12(Essenza SCV12)は、ランボルギーニのモータースポーツ部門である「スクアドラ・コルセ」が手がけ、公道走行の規制から完全に解き放たれたサーキット専用の純粋なトラックハイパーカーです。
世界でわずか40台のみが限定製造されたこの歴史的なマシンは、提示されている予想落札価格も250万ドルから320万ドル(日本円で約3億9000万円〜5億円前後)と破格であり、伝統の自然吸気V12エンジンの究極系として、モータースポーツの血統を全身で体現しています。
エッセンツァSCV12の最大のハイライトは、ミッドシップに縦置き搭載された6.5リッターの自然吸気V型12気筒エンジンです。
超高速域でフロントのエアダクトから押し込まれるラムエア効果も加わることで、ランボルギーニの自然吸気エンジン史上最強となる最高出力830馬力以上を発生。
Capristo社製の専用排気システムを通じて吐き出されるエキゾーストノートは、往年のF1マシンを彷彿とさせる官能的な高音を解き放ちます。この圧倒的なパワーは、シャシの構造部材(ストレスメンバー)として機能するXtrac製6速シーケンシャル・トランスミッションを介して後輪へと伝達されます。

パワーを受け止めるシャシ構成には、FIA(国際自動車連盟)のプロトタイプレース用安全基準を金属製ロールケージなしでクリアした新世代の超軽量カーボンファイバー製モノコックシャシを採用。
これにより、わずか1.5kg/hpという驚異的なパワーウェイトレシオを実現しています。
足まわりには、トランスミッションケースに直接取り付けられたプッシュロッド式のリアサスペンションや、ブレンボ社製の超軽量モータースポーツブレーキ、ピレリ製の専用スリックタイヤを装着。さらにGT3マシンを上回る1200kg(250km/h走行時)もの圧倒的なダウンフォースを発生させる過激な空力パッケージが組み合わされ、プロトタイプレーシングカーに匹敵する次元のコーナリングスピードを可能にしています。
今回オークションの舞台に立つ個体は、新車時から走行距離を極限まで抑え、美術品およびレーシングマシンとして完璧なコンディションが維持されている至高の1台です。
ランボルギーニの高度なカスタムプログラムによって仕立てられた外観は、モータースポーツの戦闘力を主張するグラフィックと上質なカーボンパーツが見事に融合しています。室内もマルチファンクションステアリングやFIA公認のOMP製カーボンレーシングシートが装備され、ドライバーを即座にレーシングドライバーの世界へと引き込むスパルタンなコクピットが広がっています。
エッセンツァ SCV12のオーナーには、世界の名門サーキットでプライベート走行を楽しめる専用の「エッセンツァ SCV12 クラブ」への参加権が用意され、サンターガタ・ボロネーゼの専用ハンガーでの車両保管やテレメトリー管理など、ワークスドライバーさながらの手厚いサポートが提供されます。
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