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ムルシエラゴ史上最強の641馬力! わずか5台しか存在しない“6速MT”仕様の「スーパーヴェローチェ」を発見 マニア垂涎の“スゴいランボ”とは

最後のマニュアルV12ランボルギーニとなる1台

 ランボルギーニのフラッグシップとして2000年代を象徴し、名機V12自然吸気エンジンの進化を極限まで押し進めた伝説のモデル、2010年式のランボルギーニ「ムルシエラゴ LP 670-4 SV(SuperVeloce)」が、RMサザビーズのオークション(に姿を現し、世界中のスーパーカー・コレクターたちの熱い注目を集めています。

「スーパーヴェローチェ(超高速)」の称号を授けられたこのモデルは、ムルシエラゴの生産終了を飾る最終最強スペックとして登場し、当初予定された350台よりもさらに少数の186台程度しかラインオフされなかったとも言われる、極めて高い希少性を誇る至高の1台です。

 このモデルの最大の特徴は、伝説の技術者ジョット・ビザラリーニの基本設計に端を発する「純血V12自然吸気エンジン」の最終到達点であることにあります。

 ミッドシップに縦置き搭載された6.5リッターV型12気筒エンジンは、吸排気系の徹底的な見直しやバルブタイミングの最適化により、最高出力670馬力、最大トルク660Nmを発生。

 高回転域で解き放たれる甲高いエキゾーストノートは、まさに息をのむ美しさです。トランスミッションには変速スピードを研ぎ澄ました6速のロボタイズド・マニュアル「e-ギア」が組み合わされ、4輪駆動(AWD)システムを介して路面へ強烈なトラクションを伝えます。

オークションに出品予定の2010年式ランボルギーニ「ムルシエラゴLP670−4 SV」Alex Penfold(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の2010年式ランボルギーニ「ムルシエラゴLP670−4 SV」Alex Penfold(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's

 圧倒的な走行パフォーマンスを支えるシャシ構成と空力設計も、まさにスパルタンそのものです。

 各部に徹底したカーボンファイバー素材を採用したほか、排気システムの軽量化などを行うことで、ベースとなった「LP 640」から100kgもの劇的な軽量化を達成しました。
 
 足まわりには強固なダブルウィッシュボーンサスペンションや大径のカーボンセラミックブレーキが標準装備されています。

 さらに、リアにそびえ立つ大型のエアロウィング「エアロパック・ウイング」は、超高速域で強烈なダウンフォースを生み出し、最高速度337km/hに達するモンスターマシンを路面へと確実に叩きつけます。

オークションに出品予定の2010年式ランボルギーニ「ムルシエラゴLP670−4 SV」Alex Penfold(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の2010年式ランボルギーニ「ムルシエラゴLP670−4 SV」Alex Penfold(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's

 今回オークションの舞台に立つ個体は、新車時から大切に保管されてきたことが一目でわかる極めて高いクオリティと、洗練されたカラーコーディネイトが最大の見どころです。

 インパクトあふれる鮮やかなボディカラーに、カーボンパーツの質感が見事なコントラストを描き出し、室内には上質なブラックアルカンターラとイエローステッチが施されたレーシーなシートが配置されています。新車時からのオリジナル性を高水準で維持しており、総走行距離も非常に少ない低走行個体として、コレクター垂涎の完璧なコンディションをキープしています。

現代のスーパーカーがターボ化やハイブリッド化、電子制御化を推し進める中、自然吸気V12の大排気量エンジンが解き放つダイレクトなレスポンスと官能的なサウンドは、二度と再現することができない自動車歴史上の至宝です。

 走行距離はわずか7906km。この極上コンディションの2010年式ランボルギーニ「ムルシエラゴLP670−4 SV」、2026年8月24日から26日にかけてオークションが開催されます。最低落札価格は設定されていません。

Gallery 【画像】超カッコいい! MT搭載のランボ「ムルシエラゴSV」を見る(22枚)
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