新型「エルグランド」登場で再注目! “できるオトーサン”の代名詞 「高級ミニバン」のルーツとなった国産モデル3選
1997年登場の初代エルグランドがルーツ
日産のラージサイズミニバン「エルグランド」がフルモデルチェンジされ、注目を集めています。
ラージサイズの、いわゆる高級ミニバンと呼ばれるクルマは、初代エルグランドといわれています。
そこで今回は、そんな高級ミニバンのルーツ的存在の3台を紹介しましょう。
●日産 エルグランド(初代・1997年登場)
「高級ミニバンのパイオニア」
初代エルグランドが登場するまでは、ミニバンでは少し小さい、ミドルサイズのモデルしか登場していませんでした。
ラージサイズでは、ワンボックスのフルサイズカーが人と荷物を多く積めるRVとして活躍していました。
この手のクルマは商用車をベースとしており、キャビンは広いけれども乗り味は快適と呼べるものではありませんでした。
1997年、日産は初代「エルグランド(ELGRAND)」を発表しました。

その車名は、スペイン語の定冠詞「EL」に英語で「偉大な」を意味する「GRAND」を組み合わせた造語といわれています。
初代エルグランドは「最高級新世代1BOX」をコンセプトに、2代目テラノ(SUV)をベースに開発されました。
セミキャブオーバーの、いわゆるミニバン的なスタイルで、ロングキャビンを実現するために、ホイールベースはベースのテラノより200mmも延長されました。
エクステリアは、「風格と力強さを極めた先進のフォルム」を目指したといわれています。
フロントビューは押し出し感のあるグリルと大胆なデザインのヘッドランプで圧倒的な存在感を表現しました。
それまでのキャブオーバータイプのワンボックスと違い、エンジンをフロントに置くことで、乗用車に近いドライビングポジションや乗降性も実現しました。

2列目にはキャプテンシートを採用したグレードもラインナップしました。
パワーユニットは、3.3リッターのV6ガソリンと3.2リッターの直4ディーゼルターボを搭載し、のちに3.5リッターのV6 DOHCガソリンエンジンも搭載されました。
駆動方式はFRが基本でしたが、ディーゼルターボ+4WDの組み合わせも登場し、RVとしての人気も集めました。
FRならではの重厚な乗り味にパワフルなエンジンで、初代エルグランドは国産最強ミニバンの地位を盤石なものにしたのでした。
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