未舗装路から山道まで軽々と乗り越える! ハイスペックな車体性能と高い走破性を備え 狭所の多い日本のトレイルに最適な「マウンテンバイク」3選
続いては米国発のスペシャライズドとトレックのマウンテンバイク
●スペシャライズド「Turbo Levo SL Comp」
次に紹介するのは、スペシャライズド「Turbo Levo SL Comp(ターボ・リーヴォ・エスエル・コンプ)」です。
Turbo Levo SL Compは、軽量な車体設計と自然なペダリング感覚を重視したモデルであり、同社のマウンテンバイク「Stumpjumper」の系譜を受け継ぐ車両として現在も新車で購入可能です。

外観デザインは、バッテリーをダウンチューブ内に格納した凹凸の少ないシルエットを持ち、一般的なマウンテンバイクと遜色のないプロポーションに整えられています。
そして、モーター特性については、独自開発の「SL 1.1」ユニットを搭載し、最大240Wの出力を提供します。
出力特性はライダーがペダルを漕ぐ力に同調するよう調整されており、アシストが切れた状態でも走行抵抗を感じにくい設計となっています。
機能面や電子制御においては、スマートフォンアプリと連携して出力特性を細かく設定したり、バッテリー残量を管理したりする機能が備わっています。
サスペンションは前後ともに150mmのストローク量を持ち、荒れた路面での操作性と乗り心地を両立しています。
また、コンポーネントには12段変速のSRAM製NX Eagleを採用し、幅広いギア比で多様な地形に対応します。
なお、Turbo Levo SL Compの価格は69万8500円です。
●トレック「Rail 5」
最後に紹介するのは、トレック「Rail 5(レイル5)」です。
Rail 5は、本格的なダウンヒルやトレイルライドを想定して設計されたロングストロークのフルサスペンションモデルであり、現在も新車での購入が可能です。

外観デザインは、堅牢なアルミフレームをベースに、大容量のバッテリーをフレームの側部から着脱できる独自の構造を採用し、機能性と整備性を高めた形状となっています。
そして、モーター特性としては、ボッシュ製のドライブユニット「Performance Line CX」を採用しており、最大トルク85Nmの力で急勾配の登坂を支援します。
機能面および電子制御については、625Whの大容量バッテリーを搭載することで長時間の走行に対応し、最高時速24kmまでアシストを提供します。
また、ドライブトレインには12段変速システムを備え、強力な制動力を発揮する4ピストン仕様の油圧式ディスクブレーキを組み合わせることで、下り坂での確実な速度調整を可能にしています。
くわえて、車体重量はMサイズで23.53kgとなっており、内蔵されたケーブル類が外観をすっきりとまとめています。
フロントサスペンションには160mmトラベルのフォークを採用し、前後輪には29インチの大径タイヤを装着しており、障害物を乗り越える際の安定性を高めています。
なお、Rail 5の価格は74万300円です。
※ ※ ※
今回取り上げたE-MTBは、それぞれ異なる独自のドライブユニットやフレーム構造を採用しており、大自然の中での多様な走行環境に対応する性能を持っています。
ペダリングを補助する電動アシスト技術の進化により、体力に不安のあるライダーでも本格的なマウンテンバイクの操作を楽しむ環境が整いつつあります。
今後もバッテリーの軽量化や制御システムの高度化が進むことで、オフロード走行におけるE-MTBの存在感はさらに増していくことになりそうです。
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