地震や台風で新幹線がストップ… せっかく購入した“特急券”はどうなっちゃうの? 鉄道会社の「遅延・運休時」に設けるルールを解説
乗る予定の列車が運休になった場合の運賃・料金の取り扱い
台風の接近や突発的な事故により、乗車予定の列車が運休となってしまった際、きっぷの取り扱いについては旅客営業規則によって明確なルールが定められています。
まず、列車が運休となったことで旅行自体を取りやめることにした場合、所持しているきっぷの運賃および料金の全額が無手数料で払い戻されます。
すでに改札を入ってしまっている状態であっても、乗車前であれば全額返還の対象となります。
また、旅行の途中で乗車中の列車が運行を打ち切ったり、乗り換え先の列車が運休になったりしたことで、それ以降の旅行を取りやめる決断をすることも考えられます。
その際は、まだ乗車していない残りの区間に対する運賃と料金が払い戻されます。
さらに、旅行の途中で列車が運休となったため、目的地へ向かうのをあきらめて出発駅まで戻ることを希望するケースにおいても、この規定に則り、出発地へ無償で戻ることが認められています。
そしてこの出発駅へ戻るパターンにおいては、支払った運賃の全額が払い戻しの対象となります。
道中で途中下車をしているケースに限り、その途中下車をした駅から券面に記載された着駅までの運賃が払い戻される仕組みです。

一方、旅行自体は継続し、別の列車を利用して目的地へ向かいたいと考える人も多くいます。
所持している指定席券の対象列車が運休となった、あるいは大幅な遅延が発生している際、別の列車の指定席に変更することが可能です。
通常のルールでは、きっぷの変更は1回に限り無手数料で行えますが、運休や遅延が理由となるこの特例においては、すでに一度変更手続きを行っているきっぷであっても、再度別の列車へ変更することができます。
窓口が混雑している状況でも、まずは焦らず自身の希望する旅程に合わせた手続きを選択することが重要です。
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