「初めて訪れたと思えない…」横浜・山手西洋館にある1927年建築の洋館でティータイムを。【えの木てい】(横浜・山手)
横浜の元外国人居留地に立つ純英国式の洋館
横浜市・山手。元町・中華街駅から外国人墓地沿いに歩いていくと、見えてくるのが「えの木てい」です。
1927年、日本人建築家・朝香吉蔵氏の手によって設計された純英国式の建物で、室内には150年以上の歴史があるアンティーク家具や薪を炊く暖炉、木製の上げ下げ窓などが、現在もそのままの形で残っています。
かつて外国人居留地だった山手に残る、数少ない洋館のひとつです。
「元々は、両親が昭和45年ごろに購入したのですが、当時はアメリカ人のオーレンさんという方がお一人で住んでいて、アメリカに帰るからと売りに出たんですよ」と話すのは2代目オーナーの安藤さん。

昔は、えの木ていの両側にも洋館が建っていたそうですが、「昭和〜平成の時代に、山手にあった洋館はかなり取り壊されましたね。もったいないことだと思います」。
そして庭には、ここの建物が建った当時からある大きな榎の木が。
「この建物が立ったときに植えられていた、100何歳の子なんですよ」とにっこり。店名はここから、なんですね。
日差しが強い日でも、庭のテラス席は榎が木陰や木漏れ日を作り、心地よい空間に。山手エリアの観光で散策していた人や、近くで暮らす犬のお散歩で来た人など、様々な人たちがくつろいでいます。
そんな「えの木てい」で空間と共に楽しみたい、おすすめのスイーツを紹介します。
復刻メニューのアフタヌーンティーで優雅なティータイムを
「1999年~2014年まで港のみえる丘公園にて営業しておりました”ローズガーデンえの木てい”にて広く親しまれていた『ローズガーデンセット」』の復刻版なんですよ」
サンドイッチ、スコーン、スイーツ。飲み物はストレートティー(ダージリン)、ミルクティー(アッサム)、レモンティー(ニルギリ)、アイスティー、コーヒーが選べます。

スイーツは日によって変更する場合があるとのこと。ちなみにこの日の内容は、きゅうり・チーズ、ハムのサンドイッチに、キャロットケーキ、下にショコラがある、パッションフルーツのタルト。

「スコーンはプレーンの他に、カレンズという干し葡萄が入ったものもあるんですよ」
もちろんスコーン用に、クロデットクリームとイチゴジャムが添えられています。
2階はスイーツ販売&特別な時間を過ごせる個室が
2階にはケーキやクッキーなどのスイーツスイーツショップがあり、一番人気は、さっくりとしたサブレに、イタリアンメレンゲでスッキリと仕上げたクリームと、ダークチェリーをサンドした「チェリーサンド」1個411円やフロマージュサンド443円などを購入できます。

また、販売スペースの反対側には個室があり、貸切利用が可能。(要予約・個室室料2200円)。趣のある室内で、ゆったりと会話を楽しむのもおすすめです。

もうすぐ100年になる洋館は、何度もペンキを塗り重ねたであろう、歴史を感じる窓枠や、個人宅らしさを感じる細い廊下や階段、そしてカーテンやテーブルなど落ち着いた雰囲気のインテリアなど、スマホで撮りたくなるようなスポットが色々。
ローズガーデンセットは平日限定ですが、スコーン二種とドリンクのセット「クリームティ」1760円やケーキセット1500円などもあり、ドリンクだけの利用も可能。
山手には他にも、「外交官の家」や「山手111番館」など、8つの洋館があるので、洋館巡りを楽しみつつ、えの木ていで小休憩する、というのもおすすめですよ。
「えの木てい」
住:神奈川県横浜市中区山手町89-6
TEL:045-623-2288
営:12:00~17:30(LO17:00) 、土日祝11:30~18:00(LO17:30)
休:不定
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