日本ならではの美しさを感じられるのがイイ! 歩くだけで絵になる“竹林の風情”と独自の泉質を併せ持つ「温泉地」3選
風情ある竹林と静寂に包まれる、歴史と自然が融合した温泉地
日本には海や山などさまざまな自然環境に囲まれた温泉地が存在し、訪れる人々に多様な景観を提供しています。
今回は、夏の涼と豊かな温泉文化を同時に楽しむことができる温泉地を3つ取り上げます。
●静岡県「修善寺温泉」
まず紹介するのは、静岡県の伊豆半島に位置する「修善寺温泉」です。
修善寺温泉は伊豆最古の温泉場として栄えてきた歴史を持ち、街の中央を流れる桂川沿いには多くの観光スポットが点在しています。

その代表的な場所として、1994年から3年間を費やして整備された「竹林の小径」という散策道が存在します。
この道を歩くと茶処や火の見櫓といった日本の原風景が広がり、中央に設置された大きな竹の円形ベンチに座れば、竹林を通る風を体感することが可能です。
日没後にはライトアップが行われ、円形ベンチに切り絵が投影されるアートスポットとして、夜の散策を楽しむ環境が整えられています。
また、修善寺温泉には、かつて鎌倉幕府二代将軍の源頼家が入浴したという伝説が残る共同浴場「筥湯(はこゆ)」があります。
平成の時代に再建されたこの施設は、古代檜の風情を残しつつ浴槽が趣のある石風呂へとリニューアルされ、天窓から自然光が差し込む設計となっています。
隣接する高さ12メートルの展望台「仰空楼」からは温泉場全体を見渡すことができ、温泉街の景観を観察することができます。
さらに、桂川のせせらぎを聴きながら利用できる「河原湯」や、和風モダンのテラスを備えた「リバーテラス・杉の湯」といった無料の足湯も整備されています。
●京都府「嵐山温泉」
続いて紹介するのは、京都府京都市に位置する「嵐山温泉」です。
嵐山は渡月橋をはじめとする名所や旧跡が点在し、若鮎祭や鵜飼い、観月の夕べなど、一年を通じてさまざまな行事が執り行われる名勝として知られています。

この地に温泉が開湯したのは2004年3月と比較的新しく、2003年から204日間をかけて地下1200mまで掘削を行って源泉が開発されました。
泉温は湧出口で35.2度、地下では44.1度となっており、毎分81Lのお湯が湧き出しています。
泉質は低張性弱アルカリ性の単純温泉で、微白濁の湯が特徴となっており、日帰り入浴を提供する施設や宿泊施設が点在しています。
嵐山周辺には、野宮神社から天龍寺北門を通り大河内山荘へと抜ける約400メートルの「竹林の小径」が存在します。
手入れされた竹林が道の両脇に続くこの道は、平安時代には貴族の別荘地であったと言われており、京都を代表する観光名所となっています。
晴れた日には木漏れ日が差し込み、太陽のない日は昼でも薄暗くなるなど、天候によって異なる竹林の表情を観察することが可能です。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】