VAGUE(ヴァーグ)

足つきが良いから立ちゴケの心配いらず! 扱いやすさも魅力の「リッターネイキッド」3選 街乗りからツーリングまで楽しめる大型バイクとは

スズキ「KATANA」とホンダ「CB1000R」にも注目

●スズキ「KATANA」」

 続いて紹介するのは、スズキ「KATANA」です。

スズキ「KATANA」
スズキ「KATANA」

 そのルーツは、1981年に登場した「GSX1100S KATANA」にあります。世界的にも高い知名度を持つ伝説的なモデルのイメージを受け継ぎながら、現代の技術によって新たなスポーツネイキッドとして再構築されています。

 日本刀をイメージさせる鋭いフロントマスクや、燃料タンクからリアシートへと続く独特のボディラインは、現行モデルの中でも強い個性を放っています。

 搭載されるのは、GSX-R1000をベースにストリート向けの特性へ最適化した998cc水冷直列4気筒エンジンです。最高出力は150ps、最大トルクは105Nmを発生します。

 低回転域から豊かなトルクを発揮するため、市街地でのストップ&ゴーにも対応しやすく、ワインディングでは大排気量4気筒ならではのパワフルな走りを楽しめます。

 電子制御システムには「スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)」を採用しています。走行特性を選択できるドライブモードセレクターや5段階のトラクションコントロールを搭載するほか、操作力を軽減する「スズキクラッチアシストシステム(SCAS)」、クラッチ操作なしで変速できる双方向クイックシフトシステムも備えています。

 こうした装備によってライダーの操作負担を軽減し、長距離走行でも疲れにくいことが特徴です。

 シート高は825mmですが、シートをスリムに設計することで、数値から想像するよりも足を下ろしやすい形状となっています。

 価格は168万3000円です。伝統的なKATANAのデザインを受け継ぎながら、現代の電子制御と高性能エンジンを組み合わせた個性的な大型ネイキッドです。

●ホンダ「CB1000R」

 3台目に紹介するのは、ホンダの大型ネイキッド「CB1000R」です。

ホンダ「CB1000R」
ホンダ「CB1000R」

 CB1000Rは、ホンダが掲げる「ネオスポーツカフェ」というデザインコンセプトを採用した大型ロードスポーツモデルです。ただし、国内仕様のCB1000Rはすでに2024年7月に生産終了しているため、中古モデルを狙うことになります。

 ネイキッドらしい力強さを持ちながら、丸型LEDヘッドライトや金属素材を生かしたディテールによって、スポーティさと上質感を融合させています。

 派手なエアロパーツなどに頼るのではなく、エンジンやフレームといった機械そのものの美しさを見せるデザインも、このモデルならではの特徴です。ストリートファイター系とは異なる、落ち着いた大人の雰囲気を持つリッタークラスのネイキッドといえるでしょう。

 エンジンには、998cc水冷4ストロークDOHC直列4気筒を搭載しています。最高出力は145PS、最大トルクは104Nmを発生します。

 スーパースポーツモデルで培われた技術をベースとしながら、CB1000Rではストリートで扱いやすい特性へと最適化されています。低中速域では力強いトルクを発揮し、高回転域まで伸びやかに回る直列4気筒ならではのフィーリングを楽しめるのが魅力です。

 車体についても、リッタークラスながら軽量化とマスの集中化を追求しています。車両重量は213kgで、シート高は830mmです。数値だけを見ると決して低いシート高ではありませんが、シート前方を絞り込んだ車体設計により、足を下ろしやすいことにも配慮されています。

 また、アップライトなライディングポジションを採用しているため、過度な前傾姿勢を強いられにくく、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで付き合いやすいこともポイントです。

 電子制御面では、走行モードやトラクションコントロールなどを備え、ライダーの好みや走行状況に応じたセッティングが可能です。また、クイックシフターも採用されており、スポーティな走りだけでなく、日常的な操作の負担軽減にも貢献しています。

 価格はCB1000Rが167万900円、より精悍なブラック仕上げを採用した「CB1000R Black Edition」が171万6000円でした。

 高性能な998cc直列4気筒エンジンを搭載しながら、過度にレーシーになりすぎず、上質なスタイルと扱いやすさを兼ね備えていることがCB1000Rの大きな特徴です。大型ネイキッドらしい余裕あるパワーを楽しみながら、日常的にも付き合いやすいモデルとして、独自の存在感を放っています。

※ ※ ※

 今回紹介した3台は、いずれも大排気量エンジンによる余裕あるパワーを持ちながら、現代の電子制御技術や車体設計によって扱いやすさにも配慮されています。

 大型バイクは「大きくて重く、乗りこなすのが難しい」という印象を持たれがちですが、現在のネイキッドモデルは街乗りやツーリングといった日常的なシーンでも楽しめるよう進化しています。

 足つき性や車体の取り回し、自然なライディングポジションを重視することで、大排気量モデルをより身近に感じられるようになっています。今後も環境性能の向上や車体の軽量化が進むなかで、リッタークラスのネイキッドモデルがどのように進化していくのか、引き続き注目されます。

Gallery 【画像】超カッコいいし乗りやすい!リッターネイキッドバイク3台を写真で見る(35枚)
シチズン「プロマスター」新作 “海の男”をうならせた頼れる1本
Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

前作大ヒットのスリクソンアイアンがさらに進化! 「ZXi」シリーズはアマチュアの武器になる【PR】

前作大ヒットのスリクソンアイアンがさらに進化! 「ZXi」シリーズはアマチュアの武器になる【PR】

RECOMMEND