まるで高級ラウンジ!? 三菱新型「パジェロ」は内装もカッコいい! キャメル×ブラックの豪華な仕立ては一見の価値あり
武骨なモデルから一変!? 新型が手に入れた“上質さ”
三菱自動車は2026年9月2日、新型「パジェロ」を世界初公開しました。
1982年に誕生した「パジェロ」は、4WDならではの悪路走破性と乗用車の快適性を融合したクロスカントリーSUVとして発展。「ダカールラリー」で7連覇を含む通算12勝を挙げるなど、三菱自動車を象徴する存在として歴史を重ねてきました。
今回復活した新型も、歴代モデルが培ってきた悪路走破性や信頼性、快適性を継承。その上で、これからの三菱を牽引するフラッグシップにふさわしい上質さを格段にアップデートしています。
では、そんな上質さは、新型「パジェロ」のインテリアにおいて、どのように表現されているのでしょう?
今回、発表会会場では複数台の新型が披露されましたが、なかでも目を惹いたのがキャメル×ブラックという大胆なツートーン仕立てのインテリアです。
シートやセンターコンソール、ドアまわりなど、さまざまな箇所に明るいキャメル系のカラーをあしらい、ブラックとのコントラストで室内の雰囲気を引き締めています。
特に助手席の正面には、キャメル色のソフトパッドを大きくあしらった横長のパネルを配置。スクエアでタフなエクステリアからドアを開けると、まるで高級ラウンジのような落ち着いた空間が広がります。
一方、インパネそのものは、歴代「パジェロ」のDNAを受け継ぐ水平基調のデザインとなっています。
エアアウトレットからディスプレイまで横方向への広がりを強く意識した意匠で、初代「パジェロ」の機能的なイメージを現代的に進化させています。
●助手席正面のパネルにも注目! “木目込み”着想の手仕事とは
そんな新型「パジェロ」のインテリアで見逃せないのが、その“仕立て”のよさです。
特に存在感を感じられるのが、助手席正面に大きくあしらわれたキャメル色のソフトパッド。一見すると、レザーを贅沢に張り巡らせているように見えますが、そこには三菱ならではのこだわりが息づいています。

三菱はこれらの仕立てを“Japanese Craftsmanship”と銘打ち、京都の伝統技法である“木目込み技法”から着想したソフトパッドであると紹介しています。
インパネやドアトリム、コンソールに使われるソフトパッドには、上質な合皮を熟練した職人が手作業で張り込んでおり、さらに複雑な曲面には緻密な“S字ステッチ”を施すなど、手仕事ならではの仕立てを追求しています。
そうしたこだわりが息づいているのは、見た目だけではありません。触れたときに単にやわらかいだけでなく、底づき感のない上質なやわらかさと、程よい剛性感について数値目標を設定し、触感そのものをつくり込んだといいます。
きらびやかな装飾を増やすことで高級感を演出するのではなく、素材をどう張り込み、どう縫い、触ったときにどう感じるかまで含めて“上質さ”を演出しているわけです。
シート表皮にも、フラッグシップらしい素材が使われています。プレミアムレザーシート仕様には、セミアニリン本革を採用。革らしい質感を生かしながら、ひかえめで洗練されたラグジュアリー感をねらった素材で、長時間のドライブでも快適に過ごせる座り心地を追求しています。

キャメル×ブラックという色使いだけを見ると、華やかな高級SUVという印象が先に立ちますが、実は新型「パジェロ」が力を注いだのは、こうした手に触れる部分の質感だったといいます。
商品企画担当者は、新型は見た目だけでなく、手が触れる部位ごとの質感や、スイッチを操作した際の節度感、各部を開閉したときの操作感までていねいにつくり込んだと説明します。
高級感というと、革や大型ディスプレイなど目に見える装備に目が向きがちですが、新型「パジェロ」では、触る・押す・開ける・閉めるといった何気ない動作まで含め、上質さを感じられるクルマを目指したといいます。
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