2027年モデルのレクサス「LX」は何が進化? 米国向けは“赤いブレーキキャリパー”を新設定! 457馬力のハイブリッドを積む「LX700h」もラインナップ
“赤いブレーキキャリパー”を新採用 使い勝手もアップ
米国レクサスは2026年9月18日、「LX」の2027年モデルを発表しました。どんな進化を遂げているのでしょう?
「LX」は、舗装路における快適さと悪路での優れた走破性を両立したレクサスブランドのフラッグシップSUVです。今回の改良では、デザインから日常の使い勝手まで、多岐にわたるアップデートが施されています。
まず「プレミアム」グレードでは、従来モデルよりもダークな仕上げとした20インチホイールを新採用。「Fスポーツ ハンドリング」には、スポーティなキャラクターを強調する赤い前後ブレーキキャリパーが標準装備されています。
さらに「Fスポーツ ハンドリング」では、インテリアカラーに暖かみのある“Palomino(パロミノ)”を新たに追加しています。
利便性がアップしているのも2027年モデルのポイントです。
「プレミアム」にはデジタルインナーミラーを標準装備。「Fスポーツ ハンドリング」と「オーバートレイル」には、リアシートのワンタッチ自動格納機能が標準装備されました。ちなみに「プレミアム」グレードでも「インテリア アップグレード パッケージ」を選択することで、同機能をプラスできます。
このように2027年モデルは、見た目のスポーティさと室内の使い勝手を細かくアップデートしたモデルといえそうです。
パワートレインは、ガソリンモデルの「LX600」とハイブリッドの「LX700h」が用意されます。
「LX600」は、3.4リッターV6ツインターボエンジンを搭載。最高出力409hp(約415ps/305kW)、最大トルク479lb-ft(約650Nm)を発生し、トランスミッションには10速ATが組み合わされます。低回転域からワイドレンジで最大トルクを発揮する特性により、オンロードはもちろん低速走行が多いオフロードでの扱いやすさもねらっています。

一方の「LX700h」は、同じ3.4リッターV6ツインターボをベースにハイブリッドシステムを組み合わせ、システム最高出力457hp(約463ps/341kW)、最大トルク583lb-ft(約790Nm)を発生。米国EPA基準の複合燃費は20mpgとされています。
「LX700h」の特徴は、単に燃費性能をねらったハイブリッドではないことです。ハイブリッドシステムが作動できない状況でもエンジン単独で走行を継続できるよう、スターターとオルタネーターを標準装備。また、ローレンジでもモーターによる駆動力を利用でき、岩場や泥道、深雪など、微妙なアクセル操作が求められる状況ではモーターのみでの走行にも対応します。
さらに、駆動用バッテリーは防水構造とされ、渡河性能は27.5インチを確保。水の侵入を検知するセンサーも備えています。
また、全車にトルセンLSDつきセンターデフを標準装備しており、通常時は前後50:50で駆動力を配分。「LX700h オーバートレイル」には電子制御式の前後デフロックも備えており、悪路でのトラクション性能をさらに高めています。
“AHC(アクティブ・ハイト・コントロール)”と“AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)”、“マルチテレインセレクト”、“クロールコントロール”などの本格的なオフロード機能も引き続き全車に用意されます。
米国での価格は、「LX600プレミアム」の10万9050ドルから最上級の「LX700h ウルトララグジュアリー」の14万3350ドルまで。この価格に1550ドルの配送・取扱手数料が含まれます。
なお「LX」は、トヨタ車体の吉原工場で生産されることから、日本仕様のアップデートにも期待が高まります。
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2027年モデルでは、「LX」が持つ高級感や悪路走破性を大きく変えることなく、スポーティなルックスや日常の使い勝手を強化。457馬力の「LX700h」を含め、ラグジュアリーSUVとしての幅広いキャラクターをさらに磨いたモデルとなっています。
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