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スーパーカー世代には懐かしい! 42年前の「カウンタック5000S」がオークション登場 赤内装/黒ボディの“スゴいランボ”の価値は

生産台数が321台とされる希少な5000S

「カウンタック」と聞くだけで、子どものころに見たスーパーカーの姿を思い出す人も多いのではないでしょうか。

 低く鋭く伸びたウェッジシェイプのボディ、跳ね上がるシザードア、そしてリアに搭載されたV型12気筒エンジン。1980年代のスーパーカーブームを象徴した存在が、ランボルギーニ「カウンタック」です。

 そんなカウンタックのなかでも、2026年10月に開催されるブロードアロー主催のオークションに登場するのが1984年式の「5000S」です。

 カウンタックは1970年代に登場したランボルギーニのフラッグシップモデルで、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニが手がけた大胆なデザインによって、それまでのスポーツカーとは一線を画す存在となりました。

「ミウラ」の後継モデルとして登場し、その後のランボルギーニにも大きな影響を与えた、まさにブランドを象徴する1台です。

 今回の5000Sは、1982年に登場したモデルです。

オークションに登場予定の1984年式ランボルギーニ「カウンタック5000S」(c)2026 BROAD ARROW Auctions
オークションに登場予定の1984年式ランボルギーニ「カウンタック5000S」(c)2026 BROAD ARROW Auctions

 車名が示すように、それまでのカウンタックからエンジン排気量を拡大し、4754ccのV型12気筒エンジンを搭載。6基のウェーバー製キャブレターを組み合わせ、最高出力375馬力を発揮しました。

 5000Sでは、エンジンの大型化だけでなく、ワイドなフェンダーや大径ホイールなどによって、カウンタックらしい迫力もさらに強調されています。ウェッジシェイプのボディと巨大なリアフェンダー、そして低く構えたスタイルは、現在のスーパーカーとはまったく異なる魅力を持っています。

 そして今回の個体で注目したいのが、走行距離です。走行距離は約3万5000km。現代の感覚では決して少ない数字ではありませんが、1984年式のカウンタックとして考えれば、これまで実際に走り続けてきたことそのものに価値を感じさせる1台です。

 カウンタックは、単に「古いランボルギーニ」というだけではありません。

 スーパーカーという言葉が日本で広く知られるようになった時代に、その象徴的な存在として子どもたちの憧れとなったモデルです。当時のポスターや写真で見たカウンタックが、現代のオークションに姿を現すというだけでも、スーパーカー世代にとっては特別な意味があります。

 なかでも5000Sは、生産台数が321台とされる希少なモデルです。後の5000QVや25thアニバーサリーへと発展していくカウンタックの歴史を考えても、キャブレター仕様のV12を搭載する5000Sは、独自の存在感を持っています。

 今回の個体は、いわゆる「ほとんど走っていない博物館級」のカウンタックではありません。しかし、約3万5000kmを走ってきたからこそ、1980年代のスーパーカーが実際に時代を走り抜けてきたことを感じさせます。

 子どものころ、スーパーカー消しゴムやカードでカウンタックを集めていた世代にとっては、まさに「あのカウンタック」が目の前に現れたような1台です。

 予想落札価格は50万ユーロから60万ユーロ(日本円で約8900万円から1億800万円)。誕生から40年以上を経てもなお強烈な存在感を放つ5000Sが、現在のコレクター市場でどのように評価されるのか、注目したいところです。

Gallery 【画像】いつ見てもカッコいい! ランボルギーニ「カウンタック5000S」を見る(23枚)(23枚)
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