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日産「フェアレディZ」に“Tバールーフ”復活か!? コンセプトカー「Z Kaze」がサプライズ登場 「このまま市販して」「300ZXを思い出す」の声! 反響次第で量産化も

本当に市販される!? 日産幹部が異例の発言

 そんな「Z Kaze」に対し、海外のファンから早くも反応が寄せられています。特に目立つのは、やはり“Tバールーフ”への反応です。

「OMG! 『Z』の“Tトップ”? お願いだから市販して!」、「300ZXを思い出す」、「この見事な“Tトップ”は最高。『280ZX』の匂いがする」、「“Tトップ”、ターコイズのボディカラー、白いインテリア、NISMO『LMGT2』ホイール……1990年代チューニング黄金期の空気がある」といった声が寄せられています。

 なかには、「コンセプトカーはもういい。“Tトップ”を本当のオプションにしてほしい」など、ショーカーで終わらせることなく実際に市販して欲しいというストレートな要望も見られます。

 なぜ、これほど“Tバールーフ”に注目が集まるのでしょうか? まず現行型の「Z」には、オープンエアを楽しみながら走れる仕様がありません。米国では先代「370Z」のロードスターが2019年を最後に姿を消し、以降、「Z」にオープンモデルは設定されていません。

 もちろん、手放しで歓迎する声ばかりではありません。

 海外では、“Tバールーフ”を量産する場合のボディ剛性やウェザーシール、室内への熱の入り方などを心配する意見も見られます。また、「もっと過激な1990年代チューナー感が欲しい」や「現代的なワイドボディキットを装着した『Z』のようにも見える」といった反応も一部で確認されています。

 そんな「Z Kaze」が興味深いのは、単なるデザインスタディで終わらない可能性が浮上していることです。

 米国日産で商品企画を統括するポンズ・パンディクティラ氏は、米国メディアの取材に対し、「本当にこのクルマが欲しいなら、声を大にして日産に伝えて欲しい。そうすれば日産はつくるはずだ」と呼びかけました。

 さらに、「これはコンセプトカーで、いろいろ試している段階。でも、世間に好意的に受け入れられれば、このクルマを実現させる」とも発言。コンセプトカーに対し、メーカー幹部がこれほど直接的に量産の可能性について言及するのは興味深いところです。

日産自動車の米国法人が発表したコンセプトカー「Z Kaze」
日産自動車の米国法人が発表したコンセプトカー「Z Kaze」

 実は「Z Kaze」、“Tバールーフ”のパネルを収納する専用バッグまで製作されているなど、ディテールまでしっかりと吟味されています。単なる展示用のコンセプトカーにとどまらず、実際の使用シーンまで想定してつくられていることが分かります。

 もちろん、市販化に向けては、“Tバールーフ”採用によるボディ剛性や雨水への対策、安全基準、生産コストなど、クリアしなければならない課題は少なくないでしょう。それでも、ファンからの声次第で市販の可能性があると公言した以上、今回の反響はいつものコンセプトカーに対する「発売して欲しい」という願望とは、少し意味合いが異なります。

 果たして「Z Kaze」は、懐かしさを楽しむためだけのワンオフモデルで終わるのか、それとも、ファンの熱い声によって“Tバールーフ”が本当に蘇るのか。今後の展開が気になるところです。

Gallery 【画像】“Tバールーフ”復活か!? 日産「Z」のコンセプトカー「Z Kaze」を写真で見る(20枚)
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