日産「フェアレディZ」に“Tバールーフ”復活か!? コンセプトカー「Z Kaze」がサプライズ登場 「このまま市販して」「300ZXを思い出す」の声! 反響次第で量産化も
「300ZXを思い出す!」現代の「Z」に“Tバールーフ”が復活!?
日産自動車の米国法人は2026年9月23日、米国アリゾナ州フェニックスで開催されたZカークラブアソシエーションの年次イベント「ZCON」においてコンセプトカー「Z Kaze」を世界初公開しました。
その最大の特徴は、左右のルーフパネルを取り外してオープンエアドライブを楽しめる、専用設計の“Tトップ”。日本ではかつて“Tバールーフ”として親しまれてきたルーフ形状です。
「Kaze」というネーミングは日本語の“風”に由来するもので、日産の商品企画担当者とデザイナーによる社内の“パッションプロジェクト”として開発されたのだとか。開発チームが思い描いたのは、夏の晴れた日に米国カリフォルニア州のパシフィック・コースト・ハイウェイを走る姿だったといいます。
「Z」の歴史を振り返れば、“Tバールーフ”は決して突飛なアイデアではありません。かつての「280ZX」や、その後に登場した「300ZX」などで採用され、多くのファンに親しまれたルーフ形状。海外メディアなどは、「Z Kaze」のことを「1990年代の“Tトップ”へのノスタルジーを前面に押し出したモデルである」と紹介しています。
その懐かしさは、ルーフだけにとどまりません。ボディカラーには、鮮やかな“パシフィック・ティール”を採用。軽量なベントつきカーボンファイバー製ボンネットやオーバーフェンダー、専用のカーボン製エアロボディキットなどにより、現行型「Z」のプロポーションに1990年代に米国で盛り上がった日本車チューニングを思わせる雰囲気をプラスしています。

また足元には、本物のNISMO「LMGT2」ホイールを装着。すでに生産が終了している往年の鍛造マルチピースホイールを日産が探し出し、レストアして装着したといいます。サイズは18インチで、フロント10J、リア11Jというワイドな設定となっています。
シート表皮には、鮮やかなエクステリアとは対照的なホワイトレザーを採用。ルーフを外した際にもキャビンそのものが目立つように仕立てられ、カーボンファイバー製パーツによるアクセントも組み合わされています。
さらに、オープン走行時にも音楽を楽しめるよう、シートにはボーズ製のヘッドレストスピーカーを組み込んでいます。
パワーユニットは、現行型「Z」の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンをベースとしながら、1990年代のチューニング文化を意識した手が加えられています。

サスペンションにはNISMO製パーツを採用するほか、日本のチューニングブランドであるGReddy製のパーツも採用。SUPREME SPエキゾースト、フロントマウント式エア・トゥ・エアインタークーラー、Airinxエアフィルターなどを装着しています。
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