ANAのスーパーフライヤーズカードは「年間300万円」使わなくても残す価値あり!? 旅行好きには悩ましい 2028年以降の“新時代の最適解”とは
現SFC会員はまず「何を失いたくないか」を考えよう
そこで、現在SFCを持っている人は、自分の利用スタイルを改めて整理してみることをおすすめします。

たとえばANA国内線中心の人なら、まずSFCライトのまま様子を見る選択があります。
優先チェックインや優先搭乗、手荷物優先などの優遇は残り、今回の見直しで国内線ANAラウンジも混雑時を除けば利用できます。プラスのためだけに無理に300万円を使う必要性は低くなったと言えるでしょう。
一方で、ANA国際線やスターアライアンス加盟航空会社を頻繁に使う人は事情が違います。
スターアライアンス・ゴールドの価値が大きく、仮に年間300万円を普段の生活費などで無理なく達成できるなら、SFCプラスを維持する意味は大きいと思います。
また、すでにJGCも持っている人なら、「SFCライト+JGC」という組み合わせが現実味を帯びてくるでしょう。ANA便ではLITEに残るサービスを利用し、ワンワールドではJGCを活用する。そしてスターアライアンス他社利用時のラウンジ不足をプライオリティパスで補う、という考え方です。
つまり、これは「SFC LITE+JGC+プライオリティパス」を組み合わせた“第3の選択肢”とも言えます。
もちろん、これはSFCプラスと同じサービスを提供するものではありません。しかし、航空会社を幅広く利用する人にとっては、年間300万円という決済条件に縛られず、かなり広い範囲をカバーできる組み合わせとなるのが、この選択肢のメリットになります。
●300万円を使うかではなく「300万円をANAに集める価値があるか」
今回の制度変更で大切なのは、決済額として「300万円使えるか、使えないか」という単純な二択で考えないことだと思います。
年間300万円の支出がある人でも、それをすべてANAカード・ANA Payへ集約することが最善とは限りません。他社カードのポイントやマイル、ホテルプログラムなどを活用している人なら、決済をANAへ集中させることで失うものも大きいはずです。
しかし、スターアライアンス加盟航空会社を頻繁に利用し、同行者と航空会社ラウンジを使う機会が多いなら、SFCプラスにはプライオリティパスでは代替しにくい大きな価値があります。
まず確認すべきは、自分がSFCで本当に使っているサービスは何なのかということです。ANA便の優先サービスなのか、国内線ANAラウンジなのか、それとも海外でのスターアライアンス・ゴールドなのか。そこが分かれば、答えはかなり見えてきます。
ANA便中心ならSFCライト。スターアライアンスを積極的に使うならSFCプラスを検討する。そして、すでにJGCを持っているならSFCライトとの二刀流。そしてラウンジ不足を補うことを優先するならプライオリティパスを活用する。
つまり、大事なのは2028年以降のSFCは、「300万円を使わなければ価値がなくなる」のではないということです。
そういった意味では、今回の制度変更を機に、SFCだけですべてをまかなうのではなく、自分の旅行スタイルに合わせて複数のサービスを組み合わせる時代になったと言えるのかもしれません。
page
VAGUEからのオススメ
前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】