狭いパレットや立体駐車場の高さ制限も余裕でクリア! 都市部での街乗りが格段に快適になる “全高1550mm以下”の「国産SUV」3選
続いてはトヨタとマツダのSUV
●トヨタ「クラウン(クロスオーバー)」
次に取り上げるのは、トヨタ「クラウン(クロスオーバー)」です。長い歴史を持つクラウンの新たなスタイルとして登場し、セダンの上質さとSUVの力強さを組み合わせています。

エクステリアは、大径タイヤを採用してボディをリフトアップさせつつ、全高を1540mmに抑えた流麗なシルエットを形成しており、4眼LEDヘッドランプがシャープな表情を作り出しています。
全幅も1840mmに抑え、こちらも一般的な標準サイズの立体駐車場に収まるボディサイズにしているのが特徴です。
また、流麗なルーフラインと大径タイヤの組み合わせによって、従来のセダンとも一般的なSUVとも異なる独特のシルエットを形成。4眼LEDヘッドランプが、シャープで先進的な表情を演出しています。
室内は、前席だけでなく後席の乗員も快適に過ごせるよう設計されています。水平基調のインストルメントパネルに12.3インチの大型ディスプレイを配置し、機能性と視認性を確保。
パワートレインは、2.5リッターハイブリッドシステムに加え、2.4リッターターボエンジンとモーターを組み合わせたデュアルブーストハイブリッドシステムを設定。最大トルク460Nmを発生し、力強い加速を実現します。
また、全車に電気式4輪駆動システム「E-Four」を採用。路面状況に応じた安定した走行を支えるほか、トヨタセーフティセンスや高度運転支援技術のトヨタチームメイト(アドバンストパーク)なども備えています。
駐車場の高さ制限を意識しながら、ゆとりのある車格や上質な移動空間、力強い走りを求める人に注目してほしい1台です。
なお、クラウン・クロスオーバーの価格は、515万円から680万円です。
●マツダ「CX-3」
最後に紹介するのは、マツダのコンパクトSUV「CX-3」です。SUVラインナップのなかでもコンパクトなモデルとして登場し、取り回しのよさとスタイリッシュなデザインを特徴としてきました。

ボディサイズは全幅1780mm×全高1550mm。全高を抑えた設計により、立体駐車場の利用を検討しやすいモデルです。
エクステリアには、マツダ独自のデザインテーマが取り入れられています。流れるようなボディラインと引き締まったフォルムによって、コンパクトながらも存在感のあるスタイリングを実現しています。
インテリアは、運転に必要な情報を把握しやすいシンプルなレイアウトが特徴です。人間中心の設計思想に基づき、ドライビングポジションにも配慮されています。
荷室容量は最大約350リッターを確保しており、日々の買い物だけでなく、旅行などの荷物を積む場面にも対応します。
パワートレインは、1.5リッター直噴ガソリンエンジンと1.8リッター直噴クリーンディーゼルエンジンの2種類。
ガソリンエンジンは最高出力111ps、最大トルク144Nm、ディーゼルエンジンは最高出力130ps、最大トルク270Nmを発生します。走行距離や使用環境、好みに合わせて選べる点も特徴です。
走行面では、ステアリング操作に応じてエンジンの駆動トルクを制御する「G-ベクタリングコントロール」を採用。車両の動きを滑らかに整え、自然なハンドリングを支えます。
安全面では、夜間の歩行者検知機能を備えたアドバンストスマートシティブレーキサポートや、全車速追従機能付きのマツダレーダークルーズコントロールなどを搭載しています。
なお、CX-3は2026年2月に国内向けの生産が惜しまれつつも終了しましたが、中古車市場では流通量が非常に豊富で、今最も手が出しやすい「お買い得モデル」となっています。
デザインの完成度が高いため、初期型(2015年式周辺)であれば総額100万円以下から狙える圧倒的なコスパも魅力。維持費を抑えつつ、周りと差がつくお洒落なコンパクトSUVに乗りたい人に一押しの選択肢です。
※ ※ ※
今回紹介した3車種は、全高1550mm以下という制限のなかで、それぞれ異なる強みを発揮しています。
日常的な駐車のしやすさと、週末のレジャーなどでの実用性を両立したパッケージングは、現代の都市生活に適合する機能を持っています。
今後は電動化や先進技術の導入がさらに進み、このカテゴリーの車種がどのような進化を見せるのか注目が集まります。
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