そんな意味で付けた名前じゃ… 新型登場で再び注目を集める三菱「パジェロ」 海外では“別の名前”で呼ばれているってホント?
「モンテロ」や「ショーグン」が採用された理由
地域によってモデル名が変化すること自体は、決してめずらしいことではありません。
そうしたケースのなかには、商標の問題により既存の名称が使用できないといった理由も少なくないようです。
ただ、パジェロに関してはそれ以外の理由もあるようです。
まず、「モンテロ」という名称が使用されている地域の多くは、スペイン語圏もしくはスペイン語話者が多いエリアという共通点があります。
実は、「パジェロ」はスペイン語圏における性的な意味をもつスラングに発音が近いことから、その名称をそのまま利用することを避けたというのが最大の理由のようです。
ちなみに、「モンテロ」はスペイン語で「狩人」を意味する言葉であり、パジェロのもつイメージと近いことから採用されたと考えられます。

一方、「ショーグン」という名称については、また異なる事情があります。
言うまでもなく「ショーグン」は「将軍」に由来しており、日本の歴史や文化を象徴するキーワードとして、イギリスでもよく知られている日本語のひとつでした。
その背景にあったのは、1980年代にイギリスやアメリカなどで放映されたテレビドラマ『SHOGUN 将軍』です。
1975年に発表されたジェームズ・クラヴェルのベストセラー小説『将軍』を原作としたこのテレビドラマは、エミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞するなど高く評価されました。
こうした時代のなかで登場した「ショーグン」は、当時大きな注目を集めたといいます。
つまり、「ショーグン」という名称はマーケティング上の目的で採用されたという側面が強いようです。
※ ※ ※
新型パジェロが2026年9月に世界初公開されて以来、三菱は一貫して「パジェロ」という名称を使用しています。
ただ、上述のような背景を考えると、新型パジェロも特定の地域では「モンテロ」や「ショーグン」といった名称で販売される可能性が高そうです。
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