静岡・浜松で生まれ世界を魅了した“本格クルーザー”! 44年前のホンダ「CB750SCナイトホーク」が米国オークションに登場 どんなバイク?
スポーティで独自のスタイルを持ったジャパニーズ・アメリカン
2026年10月、アメリカのオンラインオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1982年式のホンダ「CB750SCナイトホーク」が登場しました。
CB750SCナイトホークは、1980年代初頭に北米市場を中心に展開され、静岡県浜松市のホンダ工場で製造・輸出された独自のスタイリングを持つハイパフォーマンス・クルーザーです。
1980年代当時、アメリカでは伝統的なアメリカンクルーザーのスタイルと、日本の優れたマルチ(多気筒)エンジンのパワーや信頼性を融合させた、いわゆる「ジャパニーズ・アメリカン」の需要が急速に高まっていました。
ホンダはこうした市場背景に対応するため、信頼性の高い空冷4気筒DOHCエンジンをベースに、洗練されたロング&ローの車体とスタイリッシュな4本出しマフラー、シャフトドライブなどを装備。
長距離クルージングとスポーティな走りを高い次元で両立するプレミアムモデルとして、ナイトホークを投入したといいます。

今回出品された個体は、新車時から2024年までひとつの家族のみで引き継がれてきたという素性の良いヒストリーを持っています。その後、2024年12月に現オーナーの父親が一度同オークション経由で購入し、今回再び出品されました。
外観デザインについては、キャンディフレアブルーの車体色をベースに、ゴールド調のホンダウイングバッジや、赤と黒で縁取られたクロームストライプが採用されています。
さらに、ブルー仕上げのダブルクレードルフレームやクローム製フロントフェンダー、グラブストラップを備えたブラックのツーアップシートなどが装備されています。
一方、燃料タンクには傷やへこみが確認されているほか、3か所にタッチアップペイントによる補修跡があります。
足まわりには、フロント18インチ、リア16インチの鋳造アルミホイールを装着。2025年にはダンロップ製タイヤへ交換されています。
また、フロントにはエア調整式のTRACアンチダイブフォークを採用し、リアにはプリロード調整式のツインショックを装備。ブレーキはフロントがデュアルディスク、リアがドラム式となっています。
計器類には、85mphまで刻まれたスピードメーターと、9500rpmからレッドゾーンとなるタコメーターなどが配置されています。
走行距離を示す5桁のオドメーターは約2900マイル(約4770km)を表示しており、そのうち約400マイル(約640km)が現在の所有者のもとで走行されました。なお、燃料計とトリップオドメーターのリセットボタンは機能していないとされています。
搭載されるエンジンは、空冷749cc DOHC直列4気筒です。5速トランスミッションを組み合わせ、新車時には最高出力70馬力、最大トルク41ポンドフィートを発揮しました。
また、クローム仕上げの4本出しエキゾーストシステムが装備され、前所有者のもとでは4基のケイヒン製キャブレターのオーバーホールと同調、スパークプラグの交換が実施されています。
さらに2025年には、燃料タンク内部の清掃をはじめ、燃料ペットコックや燃料ライン、燃料フィルター、バッテリー、タイヤなどを交換。エンジンオイルの交換やフロントフォークのオイル、シール交換も行われました。
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