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名優ショーン・コネリーが駆った「007」のボンドカーが現代に蘇る! わずか25台限定のアストンマーティン「DB5 ゴールドフィンガー」の価値

4000時間以上かけて手作りで制作された25台のうちの1台

 映画『007』シリーズのファンにとって、ジェームズ・ボンドの愛車といえば、やはりアストンマーティン「DB5」ではないでしょうか。

 とりわけ1964年公開の映画『007 ゴールドフィンガー』で、ショーン・コネリー演じる初代ジェームズ・ボンドが乗ったシルバーのDB5は、映画史に残る名車として知られています。

 今回紹介するのは、そのボンドカーを現代に蘇らせた「DB5 ゴールドフィンガー・コンティニュエーション」です。

2020年式アストンマーティン「DB5ゴールドフィンガーエディション」
2020年式アストンマーティン「DB5ゴールドフィンガーエディション」

 アストンマーティンは2020年、映画製作会社EONプロダクションズと協力し、DB5の生産を55年ぶりに再開しました。
 
 オリジナルのDB5を忠実に再現するだけでなく、映画に登場した特殊装備まで再現した特別なモデルです。

 生産台数は世界限定わずか25台。製作はオリジナルDB5の生産拠点でもあった英国ニューポート・パグネルのアストンマーティン・ワークスで行われました。

 映画の特殊効果を担当してきたクリス・コーボールド氏も開発に参加。回転式ナンバープレートやリアの防弾シールドなど、劇中のボンドカーを思わせる数々の装備を備えています。

 パワートレインも現代的なものに置き換えるのではなく、4.0リッター直列6気筒自然吸気エンジンを搭載。最高出力は290馬力で、ZF製5速MTを組み合わせます。ボディカラーもショーン・コネリーのDB5と同じシルバーバーチです。

 ただし、注意したいのは、このクルマが公道走行できないモデルであること。映画の特殊装備を再現したコレクターズカーであり、一般的なナンバーを取得して道路を走ることを前提に製作されていません。

 つまり、ボンドになりきってドライブを楽しむというわけにはいきません。

 新車当時の価格は275万ポンド(当時のレートで約3億8000万円・税別)。今回、ブロードアローオークションの2026年チューリッヒ・オークションに登場する個体は、25台のうちの1台で、車台番号はDB500705R。

 右ハンドル仕様で、走行距離はわずか348マイル(約560km)です。助手席上部には、劇中の演出を思わせる取り外し可能なルーフパネルもオプション装着されています。

2020年式アストンマーティン「DB5ゴールドフィンガーエディション」
2020年式アストンマーティン「DB5ゴールドフィンガーエディション」

 今回の予想落札価格は75万〜95万スイスフラン(約1億4000万〜1億8000万円)。

 新車時の価格と比べると大幅に低い水準ですが、世界に25台しか存在しない公式ボンドカーの復刻モデルです。映画『007』とショーン・コネリーの時代を知るファンにとっては、クルマという枠を超えた特別なコレクションといえそうです。

Gallery 【画像】ボンドカーらしいギミック満載! 復刻されたアストンマーティン「DB5」を見る(30枚)

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