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アメ車スポーツカーの代表! 大幅進化で日本上陸した新型「シボレー コルベット」 その歴史と伝統とは

8世代目にしてコルベットの歴史を変えた新型

 そんなコルベットの68年に及ぶ歴史の分岐点ともいえる革命児が、今回登場した第8世代の新型コルベットだ。

  • 新型「シボレー コルベット」のインパネ。コルベット史上はじめて右ハンドルを用意

 まず革新的なのが、初代から続いたFR駆動ではなく、ミッドシップリアドライブを選択したことだ。これにより新型コルベットは、いままでにない新たなプロポーションと高いパフォーマンスを獲得している。

 また、コンバーチブルにリトラクタブルハードトップを採用した。幌ではなく、電動ハードトップを採用したのは、コルベット史上初となる。そのため、キャビン内の静粛性やセキュリティと耐久性向上など、多くのユーザーメリットが生まれている。

 さらには、右ハンドル仕様も用意した。これもコルベット史上初の快挙だ。しかも、その右ハンドル仕様車は日本が最優先で供給されている。これも日本のユーザーにとっては朗報だ。

 パワートレインは、6153ccのV型8気筒自然吸気ガソリンエンジンとなる。伝統のOHVながら可変バルブタイミング機構と直噴システム、気筒休止機構を備える。そのパワーは、最高出力495馬力/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpm。8速DCTを介して後輪を駆動する。車両重量はクーペで1526kg、コンバーチブルで1572kgとなる。

 日本での価格は、スタンダードの「クーペ2LT」が1180万円、上級の「クーペ3LT」が1400万円、「コンバーチブル」が1550万円。パワートレインは全車共通となる。

  • 新型「シボレー コルベット」

 この新型コルベットの注目点は、ミッドシップスーパーカーでありながら、1000万円前半からという価格だろう。

 また、NAエンジンの後輪駆動であることも特徴となる。ミッドシップV8のフェラーリ「F8トリブート」は3000万円を優に超えるし、ランボルギーニ「ウラカン」も2000万円以上、マクラーレン「GT」も同じく2000万円以上。そしてそれらは皆ターボモデルである。

 また、ハイブリッドスーパーカーのホンダ「NSX」も2420万円。これらと新型コルベットとは、価格帯がまったく異なるのだ。ミッドシップスポーツカーとして、新型コルベットは異例なまでのバーゲンプライスといえるだろう。

 一方、ポルシェ「911カレラ」は1429万円、「911カレラ カブリオレ」で1654万円と、新型コルベットと価格帯が近くなる。911カレラとカブリオレは、最高出力385馬力・最大トルク450Nmの3リッター水平対向6気筒ターボエンジンに8速PDKを搭載するRRだ。

 新型コルベットに搭載される大排気量V8のNAエンジンは、パワーこそターボ付きに敵わないが、そのフィーリングはほかでは味わえない独自の魅力を備えている。人気があって当然という内容だ。

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