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「ライバルはアストンマーティン」ジャガーは2025年から高級ブランドへと生まれ変わる!

コスパに優れたジャガーが、なぜ高級路線に!?

 ジャガー・ランドローバーは従業員の数をすでに4万2000人から3万5000人に減らしているが、工場の閉鎖は見込んでいない。一方で、電気自動車の開発に総額35億ポンドを投じるそうだ。

リークされた次期型「XJ」と思われる車両。グリルは大きくなっており、ヘッドライトは薄くなったようにも見える。また、電気注意ステッカーがないことから、この試験車両はガソリンエンジンのみで稼働しているようだ(C)AutoYa
リークされた次期型「XJ」と思われる車両。グリルは大きくなっており、ヘッドライトは薄くなったようにも見える。また、電気注意ステッカーがないことから、この試験車両はガソリンエンジンのみで稼働しているようだ(C)AutoYa

●ライバルはアストンマーティン

 これだけでも大胆な決断に違いないのに、ジャガーは今後、アストンマーティン、ポルシェ、ベントレー(なぜに同列なのかは不明だが)のような高級車セグメントに食い込む、とも報じられている。ただ、ベントレーの年間販売台数は1万−1万2000台であるのに対して、ジャガーは昨年20万台を見込んでいたが9万台……。一部では、そもそものビジネスが違い過ぎる、と指摘する声もある。

 ジャガー・ランドローバー社の経営企画部が綿密に計算をしたうえで勝算が見込める、と踏んだからこその経営判断なのだろう。従来は、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツの“ドイツ御三家”をライバルと捉えていたが、2025年からの新生ジャガーは、電気自動車で販売台数競争からの脱却を図り、コストを抑えながら高利益率な高額モデルの販売をすることで確実に稼ぎたい、という理想像を掲げている。

* * *

 ちなみにミニはBMW傘下に収まってから、徐々に高級化することに成功している。ちょっとマクロな視点では、日産「GT-R」も“高級化”の成功事例のひとつといえよう。

 2007年のデビュー時は圧倒的な動力性能を持ちながらも車両価格が777万円という衝撃的なバーゲンプライスだった。それが年々の改良やスペシャルモデルの投入を経て、2021年には2464万円という超驚愕グレードまで用意するに至ったのである。

 だがいずれのケースも、“一歩一歩”着実に時間をかけて成し遂げたこと。

 ジャガーの歴史を振り返ってみると、実は性能の割に安いというコストパフォーマンスに優れた自動車メーカーであった。

 そんなジャガーが2025年まで新モデルを投入をすることなく、一気に電気自動車でベントレーと肩を並べようとすることは、いささかリスキーに感じられてならない。と同時に、ジャガー渾身の高級電気自動車がどのようなものになるのか、楽しみでもある。

Next白紙撤回になったジャガー「XJ」のリーク【動画】を見る

白紙撤回になったジャガー「XJ」のリーク【動画】を見る

●次世代XJリーク動画

果たして、登場していたとしても売れたか否かは微妙なデザインだ

ジャガー・XJ のカタログ情報を見る

Gallery 【画像】新型車が出ないから逆に注目集まる「ジャガー」とは(7枚)

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