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40年前のスーパーカーで最高速320キロに挑戦! 世界に1台のアストンマーティン「ブルドッグ」とは

ルックスはまさしく70'sスーパーカーの「ブルドッグ」とは

 1970年代、アストンマーティンはガルウィングを有して平べったく角ばった、個性派スーパーカー「ブルドッグ」の開発を進めていた。おそらく、イタリアのスーパーカーに対抗し、同社の技術力をアピールする目的で開発したのだろう。それは世界最速記録の樹立を目指したクルマでもあった。

ディッシュスタイルのホイール、アルミニウム感全開のボディ、角張ったルックス、異常なまでにでかいフロントリップスポイラー。どこをみても正真正銘70年代スーパーカーだ(C)Facebook(Classic Motor Cars Limited)
ディッシュスタイルのホイール、アルミニウム感全開のボディ、角張ったルックス、異常なまでにでかいフロントリップスポイラー。どこをみても正真正銘70年代スーパーカーだ(C)Facebook(Classic Motor Cars Limited)

●理論上は時速380キロオーバー!?

 車名の「ブルドッグ」は犬種ではなく、当時のアストンマーティン社長であるアカン・カーティス氏がかつて操縦していた、スコットランドの戦闘機が由来。そんなアストンマーティンの「ブルドック」は1980年にお目見えし、最高速度200マイル(320km/h)を目指した、正真正銘の「スーパーカー」だった。

 デザインは、歴史に残る名カーデザイナーのウィリアム・タウンズ氏が手がけた。しかし、5連式のヘッドライトを持った奇怪な姿から“世界の醜いクルマ”として紹介されてしまう有様。それでも、アストンマーティン初となるミッドシップスーパーカーはパワフルで、トップレベルのスピードを誇っていた。

 搭載していた5.3リッターV8エンジンにはギャレット製ターボチャージャーが2つ装着され、最高出力はなんと608ps! ベンチテストでは、エンジンの最高出力を710psまで引き上げても問題なかったとか。理論上、最高速度は237マイル(381km/h)に達する、とアストンマーティンは発表していたが、1980年におこなわれたテストでは192マイル(307km/h)が限界だった。

 それでも307km/hを出せたことに感心するし、ドライバーが相当な命知らずだったように感じられてならない。フロントバンパー下の形状は、ダウンフォースを生むためのものと当時のインタビューでは答えているが、今あらためて見るとにわかに信じがたいデザインだ。ちなみにこのデザインでも空力特性を示すCd値は0.34だったそうだ。

Next70年代のアストンマーティンで時速320キロを達成できたのか?
Gallery 【画像】時速320キロの最高速チャレンジに挑む「ブルドッグ」を見る(7枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介

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