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「超絶クールなロールス・ロイス5選」記念日の夜空を車内で再現する「スターライトヘッドライナー」とは

アジア文化を巧みに取り入れた「ビスポーク」とは

 ビスポークは、土地や風土、文化を反映したテーマとなることも多い。そこで、ハワイや日本、中国といった環太平洋エリアに由来するビスポーク車両を3台紹介しよう。

ロールス・ロイス社のウッドスペシャリストが「100万回に1回のチャンス」と表現した「コア」の樹を組み込んだ
ロールス・ロイス社のウッドスペシャリストが「100万回に1回のチャンス」と表現した「コア」の樹を組み込んだ

●PHANTOM KOA

 ファントム・コアは、ハワイの土壌でのみ育つ珍しい樹種である「コア」の樹を組み込んだ最初のファントム。オーダーしたのは、インディアナ州で自身のクラシックカーミュージアムを展開する自動車愛好家のジャック・ボイド・スミスJr.とローラ夫人である。

 夫妻のオーダーで完成したビスポーク・ファントムは、これまでハワイ・マウイ島で長い時を過ごし、コアウッドの暖かさと性格を愛するようになったふたりのハワイ愛が感じられる1台となった。

 ちなみにコアの木はハワイ諸島でのみ育ち、州立公園や国立公園でも保護されているとのこと。収穫できるのは私有農地からのみで、適切な原材料を見つけるチャンスは本当にレア。ロールス・ロイス社のウッドスペシャリストは、この発見を「100万回に1回のチャンス」と表現したという。

日本が世界に誇る建築家、隈研吾氏をオマージュ
日本が世界に誇る建築家、隈研吾氏をオマージュ

●KENGO KUMA DAWN

 日本が世界に誇る建築家、隈研吾氏をオマージュの対象とし、同氏がデザインワークにも関与したドーンのワンオフ・ビスポーク車両が「KENGO KUMA DAWN」である。

 世界的な高級不動産デベロッパーである「ウエストバンク」社からの依頼で隈氏がデザインした、東京・北参道の新しい高級集合住宅「The Kita(ザ・キタ)」の最上階に位置する、ユニークな多層構造のペントハウスの茶室にちなんでづけられた「The Kita Tea House(キタ・ティー・ハウス)」居住者のために一品製作されたもので、ロールス・ロイス社では「高級車と建築というふたつの世界の懸け橋」、そして「移動可能な芸術作品」と謳っている。

現行ゴーストの象徴である「ポストオピュレント」哲学をさらに探求し、寄木工芸の粋を集めたウッドキャッピングを特徴とする
現行ゴーストの象徴である「ポストオピュレント」哲学をさらに探求し、寄木工芸の粋を集めたウッドキャッピングを特徴とする

●GHOST EXTENDED URBAN SANCTUARY

 2020年のデビュー早々から大成功を収めているゴースト・エクステンデッドをベースに製作、上海のショー「Auto China 2021」で発表した「アーバン・サンクチュアリ」は、現行ゴーストの象徴である「ポストオピュレント」哲学をさらに探求し、寄木工芸の粋を集めたウッドキャッピングを特徴とする。

 上海市内の庭園「豫園」のパビリオン的な古い建築に見られる木製の窓シャッターにおいて「ひび割れた氷」のようなエフェクトを連想させる幾何学的なモザイクは、ニスを排し黒曜石のような鈍い光沢に仕上げた寄木に仕上げられる。またグレーの濃淡のテーマカラーは、ボディカラーやインテリアのレザーハイドにも用いられている。

Gallery 【画像】クールすぎるロールス・ロイスのビスポーク5選を見る(18枚)
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