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バブル期の「AMGルック」に価値はあるのか? ブリスターフェンダーでアーマーゲー仕様になった「560SEC」とは

よく作り込まれたAMGルックに下された評価とは

 いかにも古き良きAMG的な造形のワイドフェンダーは、カーボンファイバーを素材として製作されたもので、実はそのサイズは、当時のAMGよりもワイドなものとなっている。

カスタム車両だが、姿勢もよく内外装ともに技術力の高さが伺える(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's
カスタム車両だが、姿勢もよく内外装ともに技術力の高さが伺える(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's

●現代風にアレンジされた1台

 サスペンションはOEMパーツでリビルドされていて、エンジンもリビルド済み。マフラーはステンレス製だが、これも当時のAMGがそうであったようにツインテールとなっている。

 ブレーキシステムはスリット入りのブレーキローターとビッグキャリパーに変更されていて、それを収めるホイールは、5スターディッシュデザインのAMG・スタイル2となっている。

 インテリアはAMGに装備されていたレカロCSEを、このクルマにも装備。センターコンソールやダッシュパネル、AMG-Mono M38ステアリングには、ゼブラ柄のポリクロームウッドトリムが装着されている。

 オーディオシステムのヘッドユニットはアルパイン製。トランクルームにはフォーカルの6チャンネルアンプとモスコーニのデジタルサウンドプロセッサーが設置されている。なお、モニターはバックカメラと連動し、ヘッドユニットはBluetoothでスマホと接続可能。こういう部分はいかにも現代のクルマだ。

 サイドシルやメーターには、AMGのロゴが入っているため、このクルマを見た人のほとんどは、「AMGの560SECだな」と思うはず。

 ただし利点もある。本物のAMGではないかわりに、ベースがスタンダードなメルセデス・ベンツなので、機械的な故障をした時のパーツ供給に関しての不安は少ないはずだ。

 現在のAMGはメルセデス・ベンツの一部門となっているが、当時のAMGはメルセデス・ベンツとの関係性はあったにしても、あくまで独立した会社だった。そのころの雰囲気を、あくまでスタイルだけだが味わうことができるこの560SEC、エスティメートは22万5000−27万5000ドル(邦貨換算約2600−3170万円)であったが流札であった。

 現在は、“Price Upon Request”で継続販売中だ。

Next本物のAMGよりもアーマーゲーらしい【動画】を見る

本物のAMGよりもアーマーゲーらしい【動画】を見る

●Arizona 2022−1989 Mercedes-Benz 560 SEC Custom ‘Wide-Body’ by Bespoke Motors

新車のような仕上がりです
Gallery 【画像】アーマーゲーに憧れたメルセデス「560SEC」を見る(30枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介

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