電動バイク界の「テスラ」を目指す!? 配車サービスで大赤字のオラ社が10万台の電動スクーターを販売できたワケとは?
テスラのように大化けするかもしれないオラ社の目論見とは
現在、オラ社はインド南部タミルナド州に電動二輪車工場を建設中で、今年の年産目標は1000万台、という鼻息の荒い計画をぶち上げた。インドもご多聞に漏れず脱炭素化を推進しており、電動車の普及を図ろうとしている。消費者にもメーカーにも手厚い補助金が用意されているし、オラ社はまさに時流に乗っている、というわけだ。

●オラ社のインディアンドリームに注目
オラ社は本業である配車サービスで赤字を垂れ流し続けているし、手数料が高すぎるとドライバーたちからストライキを起こされたりしている。またオラ・エレクトリック社の電動スクーター事業も、工場建設や充電インフラ整備で先行投資額は決して軽い負担ではないだろう。それでも市場規模の大きなインドには夢があるに違いない。だからこそ、巨額の投資マネーが集まっているのだ。
テスラ社だって当初、電気自動車の生産・販売で利益を出せていなかった。それが今では利益も“それなり”に出ており、時価総額世界一位の自動車メーカーになっている。Uberになるべく創業したオラ社だが、オラ・エレクトリック社はテスラになろうとしているような気がしてならない。
ひと昔前、事業の創業には「差別化」の重要性が謳われてきたが、“良いものは真似る”という貪欲な姿勢が今の起業家にとっては欠かせない資質なのだろう。オラ社やオラ・エレクトリック社がどのように化けるのか、今後も注目だ。
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