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アルピナ「B3」はツーリングも正解! SUVブームにあえて俊足ワゴンを選ぶ理由とは

アルピナの爽快なエンジンとハンドリングのフィーリングとは

 搭載されるエンジンは、最高出力462ps、最大トルク700Nmを発揮する3リッター直列6気筒ツインターボだ。最大トルクの700Nmはわずか2500rpmから発揮され、その加速感は高速域まで一気に続く。

 参考までにその最高巡航速度は300km/h、0−100km/h加速は3.9秒と同クラスで最高のレベルを実現している。トランスミッションはもはや伝統ともいえるスイッチトロニック付きの8速AT。ただし個人的にはこのスイッチトロニックの操作性には不満が残った。スイッチのタッチにやや確実性が欠けるからだ。

メーターパネルのカラーなど、アルピナオリジナルとなっている
メーターパネルのカラーなど、アルピナオリジナルとなっている

●セダンと遜色ないツーリングの走り

「Form Follows Function」、形態は機能に従うというコンセプトのもとデザインされたエクステリアは、フロントのエアインテークやリアのエアロデバイスに改良を加えるなど、最小のモディファイで最大の効果を生み出している。

 フロントのアルピナのエンブレムは切り文字となって高級感を増し、20インチの伝統的なスポーツホイールでフットワークの力強さが演出されている。

 とはいえ、その乗り心地は驚くほどに快適なものであった。その理由の第一に、アルピナ専用に開発されたピレリ製のPゼロタイヤの存在が挙げられるだろう。

 ハンドリングも素晴らしく素直な特性で、ステアリングを切り始めてからの動きに不自然な印象を感じる部分はどこにもない。そしてこのモデルの走りにさらなる安定感を生み出しているのがアルラッド──すなわち4WDシステムで、常に最適な前後駆動力配分をおこない、リアに備えられたLSDが、コーナーからの脱出時に必要なトラクション性能を実現してくれるのだ。

 リムジン(セダン)と比較しても、同じB3アルラッドならば、実際には大きなハンデはないだろう。むしろその機能性を重視して、SUVがひしめき合う現代の路上に、このスタイリッシュなワゴンというのも新鮮な感覚ではなかろうか。

>>BMWアルピナ・B3ビトゥルボツーリング のカタログ情報を見る

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「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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