VAGUE(ヴァーグ)

天然の化粧水と称される希少なモール温泉を堪能できる「界 ポロト」が北海道・白老に開業

アイヌ文化の精神性や伝統文化に着想を得た“ご当地部屋”

 現代のニーズにあったおもてなしを大切にしている界ブランドの特徴に、地域の文化を反映させた客室「ご当地部屋」が用意されている。

 アイヌ文化伝承の地として維持されてきた白老町。「界 ポロト」の建物は、この地にあったポロトコタン(アイヌ民族の集落)を意匠したデザインだ。ポロト湖に面した全客室は、アイヌ民族の暮らす“チセ”(アイヌ民族の家)から着想を得て設計されたという。

「全4タイプある客室すべてに、伝統的なチセの中心にあった四角い“炉”をイメージしたテーブルを配しました。宿泊者が炉を囲み、団らんしてほしいという思いを込めています」(遠藤さん)

 また室内には、アイヌ民族の生活からインスピレーションを得たアート作品を設え、壁紙やクッションには、独特な魅力をもったアイヌ文様が施されている。

テラスや露天風呂を備えた特別室を3室用意。開放的な空間でゆったりとした時間を過ごせる
テラスや露天風呂を備えた特別室を3室用意。開放的な空間でゆったりとした時間を過ごせる

●ご当地の美味が彩る会席料理

 旅の醍醐味であるご当地の食。「界 ポロト」ではプライベート感のある半個室の食事処で、北海道ならではの豊かな食材をいかした会席料理を味わえる。

 夕食は、じゃがいものすり流しに、いくらと雲丹をのせた先付、馬鈴薯(ばれいしょ)海宝盛りからはじまる。そして、酢の物、八寸、お造りをいっしょに盛り合わせた華やかな「宝楽盛り」では、アイヌ民族が交易の際に使用していた“丸木舟”をモチーフとした船形の器による演出で、目でも楽しませてくれる。

 また、特別会席では、メインの台の物に、毛蟹と帆立貝の「醍醐鍋」を提供。魚介を煮込み、裏ごしした濃厚なブイヤベーススープに、北海道を代表する食材である毛蟹や帆立貝を加えた、魚介のうま味を存分に引き出したひと品となっている。

 アイヌ語で“大きな湖”を意味するポロト湖は、広大な天然林に囲まれ多くの野鳥が生息する。その美しい自然のなか、古来からいまに通じるアイヌ文化に思いをはせながら、湖畔にたたずむ湯宿で心満たされる静かなひとときを過ごしたい。

●施設概要
・施設名:界 ポロト
・客室数:42室
・付帯設備:ロビー、食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(△湯=男女別・露天風呂各1・内風呂各2、○湯=男女別・内風呂各1)
・料金:1泊2万8000円から(消費税込、サービス料込、夕朝食つき)

●アクセスほか
・住所:北海道白老郡白老町若草町1-1018-94
・TEL:0570-073-011(界予約センター)
・アクセス:JR「白老駅」より徒歩約10分 、新千歳空港よりクルマで約40分
 https:// hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiporoto/

Gallery 【画像】ポロト湖畔にたたずむ星野リゾートの新しい湯宿を写真で見る(23枚)

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