「OK、Google」でボルボは何ができるのか? ますます家電化していくクルマの近未来とは
具体的にGoogleでボルボはどんなことができるのか?
ボルボは、将来的にはすべてのGoogleアシスタント対応デバイスとつながることを目指していくという。例えば家にあるGoogleアシスタント対応のデバイスから音声操作を通じて、冬の寒い日にあらかじめ車内を暖めたり、解錠や施錠などクルマに搭載されている各種機能を遠隔操作することができるようになる。またクルマ側からの操作でホームデバイスを遠隔操作し、帰宅時にあらかじめ家の電気やエアコンをつけるといったことも可能になる。
本国ではこのGoogleを搭載するボルボの車両にYouTubeの動画再生機能を導入すると発表している。車内でのビデオストリーミングが可能となり、電気自動車での充電時間などに活用できる。ボルボらしく安全性に配慮し、動画の再生はクルマが完全に停止している時のみ利用可能という。

●家電化していくクルマ業界
クルマは電動化とともに高度にデジタル化し、あらゆるものとシームレスにつながる時代が訪れている。そしてGoogleだけでなく、AmazonもAI音声アシスタントサービスの「アレクサ」を使った同様のサービスを展開しており、北米などでは日産がすでに導入している。また、国内で販売するBMWの一部車両でもアレクサが使える「アマゾンアレクサ カー・インテグレーション」という機能が導入されている。アップルやソニーもこうした機能の開発を進めているであろうことは想像に難くない。
ボルボでは、電気自動車のXC40リチャージにこのGoogleのシステムを初搭載し、XC60、S90、V90、V90クロスカントリーと順次拡大している。実は試乗時にはGoogleアシスタントがまだ日本語対応しておらず、2022年の第1四半期にはアップデイト予定という。こうして走りながら改良を進めていくやり方もいかにもいまの時代的だ。英語の練習と思えばとても楽しく使うことができた。
ボルボは電気自動車専業メーカーへの転身にともない、将来的に全てのモデルをオンラインでセールスする戦略も打ち出している。そう遠くない未来にホームデバイスへ「OK、Google」と話しかけるだけで、XC60を買える時代がやってくるかもしれない。
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