ハイパフォーマンスタイヤの最高峰! グッドイヤー新「イーグルF1スーパースポーツ」に履き替えると走りはどう変わる?
ハイグリップタイヤながら過度なシャープさがなく扱いやすい
グッドイヤーといえば、モータースポーツの世界では老舗タイヤメーカーとして有名です。ビッグレースでの優勝回数も数え切れません。
グッドイヤーがアメリカのオハイオ州で誕生したのは1898年。なんと120年以上の歴史があります。
イノベーションセンターと呼ばれる開発拠点は、アメリカのアクロンだけでなくヨーロッパにもあり、ハイパフォーマンス系のタイヤ開発はおもにルクセンブルクで担当しています。このほか、中国の大連、ドイツのハーナウ、アメリカのヘブロンにも開発センターがあります。
今回紹介するのは、そんなグッドイヤーの新製品「イーグルF1スーパースポーツ(EAGLE F1 SUPERSPORT)」です。

HP(ハイパフォーマンス)の上をいくのがUHP(ウルトラ・ハイパフォーマンス)ですが、イーグルF1スーパースポーツはさらに上をいくUUHP(ウルトラ・ウルトラ・ハイパフォーマンス)と呼んでいます。
イーグルF1シリーズには、このスーパースポーツのほか、「アシメトリック5(ASYMMETRIC 5)」、「スポーツ(SPORT)」、「アシメトリック3 SUV(ASYMMETRIC 3 SUV)」というラインナップが用意されていますが、今回はスーパースポーツを履いた2台と「アシメトリック5」を履いた1台に試乗できたので、箱根の山道での試乗インプレッションをお伝えします。
アルファロメオ「ジュリア」ヴェローチェは、前後重量配分を考慮してデザインされた後輪駆動モデルで、ハンドリング性能のいいスポーツセダンとして認知されています。試乗車にはタイヤサイズが225/45ZR18(95Y)XLのイーグルF1スーパースポーツを履かせてあります。
そのタイヤの応答性にクセはなく、乗りやすいというのが第一印象でした。ハイグリップタイヤという割には過度なシャープさがないので、ハイスピードでも正確な操舵ができます。
それでもハイグリップタイヤらしく、回り込んでいくカーブでハンドルを切り足していけば、舵角に比例して追従してくれるので安心感もあります。直進時のセンター付近のニュートラル感も遊びは小さく、手応えもあって高速道路を使っての長距離ドライブでも疲れなさそうでした。
乗り心地はトレッド面の重さを感じることなく、強い衝撃は車内に伝わってきません。硬いか柔らかいかといわれれば硬い部類に入りますが、乗り味はいいという感じです。
こうした応答性のクセのなさと乗り心地のよさを実現しているのは、クラウンR(トレッド面の横断面の曲率)が小さい(丸い)デザインになっているからだと思います。
もう少しワインディングロードを攻めて走ろうとすると、長いコーナリングでは途中で周期的なロールの変化が起こり、小さくハンドル修正する必要がありました。これは5万km近く走行している試乗車(レンタカー)のダンパーが抜け気味なのと、タイヤの絶対的なグリップが強いせいでロール角が安定しなかったためにロールステアの影響が出たのでしょう。
つまり、あまりにもハイグリップなためにヤワなサスペンションでは負けてしまうということです。
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