メルセデス・ベンツ「EQS SUV」欧州で発売! 内装も超豪華なメルセデス初のプレミアム電動SUVは約1525万円から
全長5.2m、メルセデスのEV「EQシリーズ」のSUV第4弾
独メルセデス・ベンツは2022年8月9日、欧州にてSUVタイプの電気自動車(EV)「EQS SUV」を発売しました。
EQS SUVは、2022年4月19日に世界初公開したメルセデスブランド初のオール電化のラグジュアリーSUVです。
セダンモデルの「EQS」「EQE」(ともに日本未発売。2022年中に登場予定)につづき、プレミアムクラスのEVのための新モジュラーアーキテクチャー「EVA」に基づく3番目のモデルとなります。
SUVタイプのEQシリーズとしては「EQC」「EQA」「EQB」に続き4番目のモデルです。
EQシリーズのフラッグシップ、セダンのEQSの先進的なデザインと快適性に、人気の高いSUVのスペースと多用途性を融合したといいます。
ボディサイズは全長5125mm×全幅1959mm×全高1718mmとフルサイズSUVで、ホイールベースは3210mmとEQSと同じ長さです。
フルサイズSUVのサイズながら、EQS SUVにはステアリング角度が最大4.5度(オプションとして最大10度)のリアアクスルステアリングを標準で装備するため、最大10度のモデルの場合、回転サークルは11.9mから11mと小回り性も大きく向上します。
最大7人乗車が可能で、2列目シートは標準で電動調節が可能。荷室には最大4つのゴルフバッグが収納可能となっています。また3列目にはふたつの独立したシートを用意しています。
市場導入時のグレードは「EQS450+」「EQS450 4MATIC」「EQS580 4MATIC」の3種類。
EQS450+は後輪駆動(FR)で、最高出力265kW(360馬力)・最大トルク568Nmを発生するモーターをリアアクスルに搭載。WLTP航続距離は536kmから660kmとなっています。搭載するリチウムイオンバッテリーは全モデル107.8kWhで、OTA(オーバー・ザ・エアー)によりアップデートも可能で、エネルギーマネージメントは常に最新の状態に保たれます。
EQS450 4MATICとEQS580 4MATICは4輪駆動で、フロントアクスルにもモーターを搭載します。システム出力はEQS450 4MATICが265kW(380馬力)・800Nm、EQS580 4MATICが400kW(544馬力)・858Nmとなっています。WLTP航続距離はEQS450 4MATICが507kmから613km、EQS580 4MATICが507kmから613kmです。
車両価格は、EQS450+が11万658.10ユーロ(日本円で約1525万円)、EQS450 4MATICが11万4446.10ユーロ(約1580万円)、EQ 580 4MATICが13万5291.10ユーロ(約1865万円)です。
現在欧州で注文が可能で、2022年12月に納車される予定です。
EQS SUVは、米国タスカルーサのメルセデス・ベンツ工場で、CO2ニュートラルな方法で生産されます。