VAGUE(ヴァーグ)

フォード新型「ブロンコ」なぜ北米で大ヒット!? 四半世紀ぶりに復活したSUVの壮大な歴史とは

初代ブロンコの登場は1966年と半世紀以上の歴史

 2021年の夏に25年ぶりの復活を遂げたフォードのSUVが「ブロンコ」です。

フォード新型「ブロンコ」ヘリテージエディション
フォード新型「ブロンコ」ヘリテージエディション

 発表後の半年ほどで予約注文が20万台を超えるというほどの人気を集めたとか。いったいどのようなクルマのなのでしょうか。その歴史、新型の特徴などを紹介します。

 フォードから最初の「ブロンコ」が発売されたのは1966年のことでした。

 当時のライバルは、ジープの「CJシリーズ」でした。CJシリーズは、いまの「ラングラー」に続く軍用車の面影を強く残した4輪駆動車です。

 当時、フォードにはピックアップトラックの「Fシリーズ」がすでに存在していましたが、初代ブロンコは、それよりも小さくて、より悪路に強いクルマとして登場したのです。4輪駆動で2ドア・ボディ、アメリカ的な基準でいえば、いわゆるコンパクトSUVに区分されるサイズ感です。この初代ブロンコは、「アーリーブロンコ」と呼ばれて人気者となり、1977年まで生産・販売されました。

 そして1978年に登場した第2世代の「ブロンコ」は、2ドア車であることは踏襲しつつも、メカニズムはFシリーズの多くを流用。大型化され、フルサイズSUVに分類されることになります。

 大きいけれど、2ドアなので、ちょっとスポーティな雰囲気というキャラクターです。

 この2代目モデルが初代を超えるヒット作に。その結果、ブロンコはフルサイズSUVの2ドアモデルとして、1980年登場の3代目、1987年の4代目、1992年の5代目が続きます。

 ところが、販売は徐々に尻つぼみとなり、5代目の1996年に生産が終了。昨年の復活まで25年もの長い雌伏の時代を過ごすこととなりました。

1967年に登場した初代「ブロンコ」(写真は1969年モデル)
1967年に登場した初代「ブロンコ」(写真は1969年モデル)

 そして2021年に25年ぶりの復活を果たしたのが新型「ブロンコ」です。

 その特徴は、ミッドサイズSUVへのサイズ縮小と、強いオフロード指向です。

 つまり、2代目から5代目の路線から、初代モデルへと原点回帰をしていたのです。

Next全長は2ドアで4.4m、4ドアで4.8m
Gallery 【画像】フォード「ブロンコ」半世紀以上の歴史を画像でチェック(44枚)
シチズン「プロマスター」新作 “海の男”をうならせた頼れる1本

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

RECOMMEND