頼むから日本で売って“ホンダが中国で公開”新型「スーパーカブ」「ダックス」「ズーマー」が魅力的すぎる
スーパーカブ、ダックス、ズーマーの電動仕様を公開
ホンダの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、「Electric Evolution, Colorful Future」をテーマにオンライン発表会を開催しました。
その席上、電動2輪車の新ブランド「Honda e:」の立ち上げをアナウンスするとともに、「Cub e:(カブ・イー)」、「Dax e:(ダックス・イー)」、「ZOOMER e:(ズーマー・イー)」の3モデルを一気に公開しています。

そのルックスからも分かるとおり、今回の3モデルは、これまでホンダが発売してきた「Super Cub(スーパーカブ)」、「Dax(ダックス)」、「ZOOMER(ズーマー)」がモチーフになっています。
中国では電動2輪車を、EB=Electric Bicycle(電動自転車:最高速度は25km/h以下)、EM=Electric Moped(電動モペット:最高速度26km/h〜50km/h)、EV=Electric Vehicle(電動車:最高速度51km/以上)の3タイプに類別していますが、今回発表された3台はいずれもEBに相当するモデル。いわば新感覚の電動アシストつき自転車といったポジショニングです。
それを裏づけるかのように、3台には自転車と同じように、足で漕ぐためのペダルが備わっています。また、リアタイヤを駆動するためのチェーンが細いことから、低い最高速度や控えめなモーター出力が予想できます。
3台のメインターゲットとなる中国のZ世代にとって、EBは単なる移動手段ではなく、生活を共有し、自分を表現するための重要な乗り物なのだとか。そのため、オリジナルモデルの個性的なルックスをベースに、先進の機能や装備などをプラスすることで新たな価値を提供するとともに、中国のZ世代にさらなる驚きと選択肢をもたらすことを目標にしたとホンダは説明しています。
●日本で売ったら人気に火がつきそうな3モデル
ここからは、気になる3モデルの詳細を見ていきましょう。
Cub e:は、オリジナルであるSuper Cubのクラシカルなルックスをベースに、モダンかつシンプルに仕立てたモデル。幅広い都市生活に彩りを添えてくれそうなおしゃれなデザインが魅力です。
モダンでレトロな丸型ライト、液晶メーターパネル、ミニマルなリアランプとターンシグナル、17インチ大径ホイール、快適な座り心地の三角形のサドルと装備類も充実。フロントに対向シリンダーディスクブレーキを採用するなど、走行性能にも配慮しています。
システム面では、高品質の三元系リチウム電池を搭載し、65km以上という航続距離を確保。最大2000回の充放電が可能と長寿命な上、EBSエネルギー回収システムにより省エネルギーを実現しています。
続いてDax e:は、T字型のワンピースボディが特徴的なオリジナルのDaxシリーズならではの個性的なデザインを継承。乗る人のライフスタイルを強くアピールします。4色のカラーバリエーションを展開し、塗装も色あせしにくい高品位なものを採用することから、アウトドアシーンでも活躍しそうです。
コンパクトなボディが生み出す走り味は、しなやかで乗りやすいもの。ボッシュ社の高効率モーターを搭載し、優れた耐水性、放熱性を実現したほか、80km以上という航続距離も確保しています。
また、バイクに匹敵するレベルの油圧式フロントショックアブソーバーや、高性能なフロントディスクブレーキ、高強度の大径フレームなどの採用により、さまざまなライディングのニーズに応えてくれます。
ZOOMER e:は、オリジナルのZOOMERを巧みに現代風へとアレンジした個性的なルックスが特徴。むき出しとなったスチールパイプのフレームなどスポーティでスタイリッシュなデザインはファッションアイテムとしても最適で、自分らしさを自由に追求できるよう豊富なオプションパーツも用意しています。
機能面では、丸い2灯式のLED高輝度ヘッドライト、スピリットハンドルバー、ワイドなオールテレーンタイヤ、フロントとリアのデュアルディスクブレーキ、5段階調整が可能なリアショックアブソーバーなどを装備しています。
さらに電動バイクらしく、Bluetoothでのロック解除やスマートキーを採用するほか、クルーズコントロールの搭載や最長90kmという航続可能距離により、ちょっとしたツーリングを楽しめるよう配慮されています。
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ホンダは2025年までに、グローバルマーケットへ電動2輪車を10モデル以上投入する計画をアナウンスしていますが、今回の3台はいわばその先駆けとなるモデル。また、2022年9月13日に同社が発表した「2輪事業の取り組みについて」の中にある「中国・アジア・欧州・日本で、2022年から2024年の間に投入する予定のコミューターEM/EBの5モデル」にも含まれています。
残念なのは、今回の3モデルはいずれも現時点で日本での販売が予定されていないことです。とはいえ、気軽に乗れそうなスタイルやおしゃれなルックスは実に魅力的で、もし発売されたら絶対に人気に火がつきそう。日本国内への展開にも期待したいところです。
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