その走りに期待大 アバルト初の電動モデル 新型「アバルト500e」ってどんなクルマ?
ガソリンモデル「アバルト695」よりも俊足なホットハッチ
ステランティスのブランド、ABARTH(アバルト)から2022年11月に登場したのが新型「500e」です。新型アバルト500eは2023年中に日本で発表される可能性がありますが、いったいどのようなクルマなのでしょうか。

新型アバルト500eは2022年に欧州で発売され、日本でも2022年6月に上陸したフィアット「500e」をベースにしたホットハッチです。アバルトブランドでは、初の電気自動車(BEV)となります。
新型アバルト500eは、強化したモーターを採用。154馬力・235Nmは、ベースのフィアット500eと比較し最高出力はプラス36馬力、最大トルクは15Nmそれぞれ向上しています。
これにより、0-100km/h加速は7.0秒というパフォーマンスを発揮、ガソリンエンジンを搭載したアバルト「695」の6.7秒に近い加速性能を実現しています。
ただし、アバルト500eは0発進の性能ではなく、中速域での加速力向上に力を注いだといいます。40−60km/h加速はわずか1.5秒、60−100km/hはアバルト695よりも1秒以上上回っています。
そのため、イタリア・バロッコにあるテストコース「ミスト アルファ ハンドリングトラック」では、新型500eが695を1秒以上上回るタイムを記録しています。
搭載バッテリー容量は42kWh。85kWの急速充電システムに対応し、35分で80%まで充電することが可能です。また日常の走行距離(約40km)を走るエネルギーを充電するのはわずか5分でおこなうことができます。
アバルトのガソリンエンジンモデルの特徴として、排気音の心地よさが上げられますが、新型アバルト500eはサウンドジェネレーターを装備。アバルトのガソリンエンジンのサウンドを忠実に再現しているといいます。このサウンドジェネレーターは、停車時にオン/オフが可能です。
エクステリアは先用のフロントバンパーやリアディフューザーなどで強化、スポーティな印象を醸し出しています。フィアット500eよりも全長は24mm、トレッド幅も60mm延長されています。
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まずは欧州で、1949台限定の導入記念エディション、「アバルト500e スコーピオニッシマ(Scorpionissima)」が登場します。
このモデルはハッチバックとカブリオの両バージョンがあり、専用18インチアロイホイールや固定ガラスルーフ、リアプライバシーガラスなどが装備されます。またアルカンターラのシートにはエンボス加工されたサソリのマークが入り、高級感とスポーティさを演出します。
この限定モデルの欧州での車両価格は4万3000ユーロ(日本円で約625万円)からとなっています。
アバルト500eは、日本導入される見込みです。2023年中に発表される予定ですが、昨今の半導体不足など部品供給の問題もあり、その時期は変わる可能性があります。
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