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世界的な物価高の時代になぜ米国で最大78万円も値下げ? フォード「マスタング マッハE」の戦略とは

最上位グレードは最大5900ドル(約78万円)の値下げ

 今回すべてのラインナップが値下げされています。

 廉価版の「セレクトRWD スタンダードレンジ」は4万6895ドルから4万5595ドルへと900ドル(日本円で約12万円)の値下げ、「カリフォルニア ルート1 eAWD エクステンデッドレンジ」は6万3575ドルから5万7995ドルへ5580ドル(約73万円)の値下げ、さらに最上位グレードの「GT エクステンデッドレンジ」は6万9895ドルから6万3995ドルへ5900ドル(約78万円)の値下げとなっています。
 

フォード「マスタング・マッハE」のインテリア
フォード「マスタング・マッハE」のインテリア

 なぜフォードはこのような大胆な戦略をおこなったのでしょうか。

 フォードは「Ford+」という、EVとコネクテッドサービスの分野で先頭を走る自動車メーカーとなることを目指す事業戦略を立てています。

 これは2030年までのEV化率を全世界で40%、欧州では2030年までにすべての乗用車をEVまたはプラグインハイブリッド車(PHEV)にするという計画です。

 この計画にコミットメントするため、フォードはフルサイズトラックやSUV、バンのEVを発売しており、2023年にはこれら全てのモデルの生産を拡大するためのバッテリー、および原材料を確保しているといいます。

 マスタング・マッハEも、2023年に生産を大幅に増やし、顧客の待ち時間を短縮し、合理化をすることでコストを削減、価格の引き下げをおこなったといいます、

 マスタング・マッハEは、2022年には米国でのEV市場では第3位となる台数を販売しました。

 今後急速に拡大が見込まれるEV市場でSUVの競争力を維持すると同時に、米国2位のEVメーカーとしてのフォードの地位を強化するための計画の一部だとリリースには書かれています。

 フォードのチーフカスタマー・オフィサー、マリン・ギャジャ氏は「私たちが行うすべての中心にいるのはお客様です。スリリングでエキサイティングな電気自動車を作り続ける中で、私たちは引き続き限界を押し広げ、すべての人にとって EV をより身近なものにしていきます。マスタング マッハ E を選んだことは正しい決断であったことをお客様に知ってもらいたいと考えています。フォード ファミリーに加わる人々のために正しいことをするために積極的な役割を果たし続けます」とコメントしています。

Gallery 米国で大人気のSUV電気自動車 フォード「マスタング・マッハE」を見る
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