VWのコンパクトEV 改良新型「ID.3」欧州で登場 新しいフロントフェイスで空力向上
オンラインで世界初公開
独フォルクスワーゲン(VW)は2023年3月1日、コンパクト電気自動車(EV)モデル「ID.3」をマイナーチェンジ、オンラインで世界初公開しました。

ID.3は、VWのEVモデル「ID.シリーズ」第1弾として2020年7月に世界初公開、同年10月に欧州市場に導入されたコンパクトEVです。
EV専用のプラットフォームとなるMEB(モジュラー・エレクトリック・ツールキット)を使って生まれた最初のEVで、全長4261mmというサイズのるCセグメントのハッチバック車です。45~77kWhのリチウムイオン電池を搭載し、欧州だけでなく、中国でも販売がスタートしています。
今回登場したID.3は、はじめてマイナーチェンジされた改良新型です。
エクステリアはフロントのデザインを変更。フロントガラス下の黒いストリップがなくなったため、ボンネットが長く見えシャープな印象になっています。さらに新形状のバンパーを採用、前輪周辺の気流を改善することで、空力特性を最適化しています。またリアは2パーツ構成のテールライトを採用しました。
インテリアでは、モダンなデザインと持続可能な素材を組み合わせています。ドアトリムとシートカバーに、リサイクル原料を用いたマイクロファイバー素材のものを使用。すべて完全にアニマルフリーの素材を用いています。
新型ID.3では、充電ステーションでケーブルを差し込むと、車両が認証して充電を開始するプラグ&チャージが標準装備されます。
さらに標準のEVルートプランナー機能は、長距離を走行する場合に、なるべく目的地に早く到着できるよう、バッテリー充電量に加えて現在の交通状況や予測を用いて充電場所を計算するものです。たとえば低電力で長時間の充電を1回おこなう代わりに、高電力で短時間の充電を2回おこなうということも提案してくれます。さらに充電ステーションが使用中の場合は、そのポイントを提案することはないといいます。これにより、よりストレスのないEVライフを送ることが可能です。
また最新世代のアシストシステムを装備。トラベルアシストは、0km/hから最高速までの縦方向のアダプティブクルーズコントロール(ACC)と、横方向のレーンアシストを組み合わせたものになります。
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VWのID.シリーズは、2020年の立ち上げ以来、全世界での販売が60万台を超えたといいます。2022年だけでEVの販売は33万台を突破しています。
ID.シリーズは現在、ID.3をはじめ「ID.4」「ID.6」「ID.5」「ID.6」「ID.BUZZ」というモデルがあります。VWでは2026年までにさらに10モデルの新型EVモデルを登場させる予定です。
日本でも今回欧州で登場した新型ID.3の展開はあるのでしょうか。
日本では2022年11月、コンパクトSUV「ID.4」が登場しましたが、その後のID.シリーズの導入は未定だといいます。おそらく新型ID.3の日本市場への導入は検討されていると思われますが、少なくとも2023年中にはなさそうです。
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