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世界に1台 激レア色のフェラーリ「エンツォ」がオークション登場 走行距離227kmの極上モデル

このボディ色/内装色の組み合わせは世界でただ1台

 2023年3月17日まで開催されているRMサザビーズ主催のオークションに、2003年式「Ferrari ENZO(フェラーリ・エンツォ)」が出品され、話題となっています。

RMサザビーズ主催のオークションに登場した2003年式「フェラーリ エンツォ」
RMサザビーズ主催のオークションに登場した2003年式「フェラーリ エンツォ」

 フェラーリ・エンツォは、フェラーリ創業55周年を記念し、2002年のパリ・モーターショーで発表された、創業者の名前を冠したスーパースポーツカーです。

 フェラーリにとって21世紀初のスペチアーレ(限定生産車)で、「288GTO」「F40」「F50」の系譜をたどっています。

 搭載エンジンは5リッターV型12気筒「Tipo F140B」で、定格出力は651馬力・トルクは485lb-ft(約658Nm)を発生、専用開発された6速自動変速機(6速SMT)と組み合わされました。

 数多くのF1テクノロジーを投入、軽量化とパフォーマンス向上のためシャシータブはカーボンファイバーとNomexハニカム素材で構成され、その重量はわずか90kgといいます。

 当時、ピニンファリーナに在籍していたカーデザイナーであるケン・オクヤマ氏(奥山清行氏)がデザインしたエンツォのスタイリングは、21世紀でもっとも偉大なフェラーリモデルのひとつといわれています。

 フェラーリ・エンツォは399台の限定生産とされ、後にヨハネ・パウロ2世のために1台が追加生産されています。

 400台を数えるエンツォの多くのボディカラーはロッソ・コルサ(レッド)で、およそ70%以上と言われます。そのほかにもジャッロ モデナ(イエロー)、ネロ パステッロ(ブラック)、ロッソ スクーデリア(レッド)など、リクエストに応じて塗装されました。なかでも希少なボディカラーとして、アルジェント ニュルブルクリンク 101/Cがあり、この色はわずか9台、つまり生産台数の2%未満にしか使用されませんでした。

 この9台の仕様を調べたところ、内装がクオイオ(オレンジ)レザーでトリムされたエンツォは1台。そのほかはネロ(ブラック)またはロッソ(レッド)レザーだったと考えられています。

 今回RMサザビーズのオークションに登場したシャシー番号「132662」のエンツォは、まさにボディカラーがアルジェント ニュルブルクリンク 101/C、インテリアカラーがクオイオという、世界に1台限りのモデルとなります。

 日本で最初に納車されたこのエンツォは、それ以来登録されることなく、公道を走行することはありませんでした。オドメーターはわずか227km、これらは事実上、工場出荷前のテストで走行されたものだと考えられます。

 ドアシルのプラスチック、イグニッションキーの周りに巻かれたテープ、ブレーキとアクセルペダルのプラスチックカバーなど、工場出荷時の保護パッケージの多くをそのまま残しています. 重要なことに、元のオーナーズマニュアル、車のカバー、スペアキー (マニュアルと一緒にZiplocに入っています)、および一度も開封されていない工場出荷時の3ピースのラゲッジセットが付属しています。

 20年前のモデルですが、ワンオーナーでほとんど新車のまま保管されたシャシ番号132662のエンツォの入札は、3月17日に締め切られます。

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