1025馬力のV8エンジン搭載 世界最強のマッスルカー ダッジ「チャレンジャーSRTデーモン170」米国で受注開始
ダッジ・ブランドの歴史のなかで最速の車両
ステランティスの米国ブランド、DODGE(ダッジ)は2023年3月27日、同年3月20日に初公開した「Challenger SRT Demon 170(チャレンジャーSRTデーモン170)」の北米市場での注文を開始しました。

チャレンジャーは、初代が1970年に登場した2ドアクーペモデルです。現行型は2008年に登場した3代目となります。
今回登場したチャレンジャーSRTデーモン170は、「HEMI」エンジンを搭載した最後のダッジとなるスペシャルエディションで、0−60マイル(約96km/h)加速はわずか1.66秒というパフォーマンスを発揮、さらに0−1/4マイル(0−400m)加速は8.91秒といいます。
ダッジによると、「世界で最も早く、最も強力な市販車」ということです。
搭載されるパワーユニットは、6.2リッターエンジンにスーパーチャージャーを組み合わせ、1025馬力・945lb-ft(約1281Nm)を発揮。8速ATトランスミッションを組み合わせて後輪を駆動します。
高出力化にあわせ、車両全体のコンポーネントも大幅なアップデートが実施されています、スーパーチャージャーのスロットルボディやプーリーを拡大したほか、リアのプロペラシャフトも設計を変更。ベースモデルの「デーモン」よりも強度を30%高めました。
標準装着されるタイヤは、これまで量産車には採用のない315/50R17サイズの極太ラジアルタイヤ「Mickey Thompson ET Street R Drug」を初めて採用。スタッガードドラッグラジアルタイヤとフェンダーフレアを備えた、史上初の市販車だといいます。
リアサスペンションはドラッグレースでの使用を想定して接触面積が増えるように改良され、さらにドラッグレースの技術を活かした特許出願中のトルクシェイピング機能を搭載しています。
チャレンジャーSRTデーモン170の車両価格は9万6666ドル(日本円で約1282万円)。2023年夏に生産が開始され、シリーズの総生産台数は3300台以下に制限される予定です。米国向けに3000台、カナダ向けに300台を予定していますが、実際の台数は生産能力と部品の入手によっては少なくなる可能性もあるといいます。
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ダッジの発祥は米国で、1914年にダッジ兄弟が興したダッジ・ブラザーズ自動車メーカーが前身。1928年にクライスラーのブランドになりましたが、その後フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の社内カンパニーとして展開、そして現在はステランティスのブランドになっています。
日本には、1997年に8リッターV型10気筒というモンスターマシンの「ダッジ・バイパー」を輸入販売。日本ではクライスラー「バイパー」という名称が与えられ、価格も1000万円超というプライスで話題を呼びました。
その後ダッジモデルの「ネオン」や「マグナム」が、クライスラー「ネオン」・「300Cツーリング」という名称で販売されましたが、2007年にダッジブランドとして正規に日本でブランド展開を開始。
しかし、2009年にクライスラーが本国で日本の民事再生法に相当する米連邦破産法11条の適用を申請したことで、その後のモデル投入などは凍結された結果、2011年には日本市場から撤退することになりました。
現在も日本での展開はしていないため、チャレンジャーSRTデーモン170は正規では購入できません。
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