大切なのは「何を積まないか」――年間300泊超えバンライファーの愛車ホンダ「N-VAN」の自由さにワクワクが止まらない
●暮らしのすべてを軽バンに凝縮
「ホンダ N-VANは旅の相棒というよりは、自分の暮らす家そのものなんです」と話すのは、年間300日以上の車中泊バンライフを楽しむ、自称“旅するひきこもり”ことサウンドデザイナーのruiさん。取材のロケ地にホテルが用意されていても、シャワーを浴びた後は愛車のN-VANで眠るというほどの生粋のバンライファーです。
ruiさんがガーデングリーン・メタリックカラーのN-VANで車中泊を始めたのは2018年のこと。ごぞんじN-VANは、センターピラーレスの開放感と、サクッと手軽にフルフラットにできる低床デッキを持つホンダが手がける軽貨物車。“お仕事クルマ”の枠を超えてアウトドア・ビークルとしても大人気です。
当初はN-VANを音響機材を運搬するために選んだruiさんでしたが、簡単にフルフラット化できる広々としたフロアを見て「ここで寝れるのでは?」と気づいたのだそう。

ruiさんがN-VANを手に入れてしばらくしたころ、感染症拡大防止のため外出の自粛が呼びかけられるように。
「リモートワークのおかげで“どこに住むか”は重要ではなくなりましたが、一方で自由に外に出られないというジレンマが。それならば大好きなクルマで旅をしながら、気に入った場所に出向いてN-VANに引きこもって働けばいいと思ったんです」(ruiさん)
まずはホームセンターや100円ショップのアイテムを活用してN-VANを車中泊仕様にカスタマイズし始めたruiさん。2021年には、念願だった北海道の地をN-VANとともに訪れ、160日にわたる車中泊の旅を楽しんだのだそうです。
●車体に大きな加工は必要なし
「広いとはいえ軽バンなので、空間に制約はあります。ですが自分の好きなものだけを詰め込んでいるので、何時間でも快適に過ごすことができます」と話すruiさん。快適なN-VAN生活のコアとなるのは、運転席以外のシートを全てフラットにした状態の車内の右後ろに設置された木製のデスクです。
仕事や暮らしの中心になるデスクはできるだけ大きいほうがいいと気がついた結果、寝床とのバランスを考慮して幅約130cm、奥行き45cmとやや大きめのサイズに落ち着いたとのこと。

「車内で暮らしながら様々なレイアウトを試し、試行錯誤を重ねることで、2年目には自分のスタイルが見えてきました」と話すruiさん。なにより大切なことは「何を積むのかではなく、何を積まないか」にあると話してくれました。
これだけ緻密に造り込みがされたruiさんのN-VANですが、意外なことに車体に穴をあけるなどの大掛かりな加工は一切していないのだから驚き。車体を加工することに抵抗があるひとにもおすすめのスタイルです。
●バンライファー待望の純正アクセサリーも活用すべし
ruiさんのN-VANは、4年の歳月で到達したこだわりで満たされていますが、DIYしなくともホンダアクセスがラインアップする純正アクセサリーを活用すればお手軽に快適バンライフを叶えられます。

フロアをフラットのまま嵩上げして収納空間を生み出す「マルチボード」や、リビングを演出する「テールゲートカーテン」を装備するだけで、ハイレベルな就寝エリアとリビングを生み出せます。車内にねころび、広々としたピラーレスの開口部から大好きな自然の景色を眺められるなんてワクワクしてきますよね。
「快適な寝床があるからといって、私のように毎晩クルマに泊る必要はないんです」と笑うruiさん。
「車中泊の魅力の一つは、寝る場所の選択肢が増えること。車中泊の次の日はホテルに泊まったって誰にも文句は言われません。冬は南を旅し、暖かくなったら北上するのが私のバンライフですが、自分に合うスタイルが必ずあるはずです」(ruiさん)
車中泊できる愛車があれば、オートキャンプに出かけたときに大雨に降られても、「テントは張らずにクルマで寝ればいいや」という選択肢があれば余裕がうまれます。その自由さこそが車中泊の魅力のようです。
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