発売は2023年秋を予定“400cc級の常識を覆す高性能”カワサキ「Ninja」の新モデル「ZX-4RR」の実力とは
レーサーレプリカ時代も速かったカワサキの400cc
2023年2月に発表されると同時にバイクファンの話題をさらったのが、カワサキの「Ninja ZX-4R」とそのバリエーションモデルである「Ninja ZX-4SE」、「Ninja ZX-4RR」。途絶えてしまっていた国内での400ccクラス4気筒パワーユニットを復活させたことがその理由です。

その最高出力は、かつてのレーサーレプリカブームの頃のピークパワーを大きく超える77ps。ラムエア加圧時には80psを発揮します。そんなマシンが初披露されるとあって、モーターサイクルショー2023のカワサキブースには多くのファンが詰めかけていました。
「レーサーレプリカブームの頃を知っている世代にとって、カワサキの『ZX』シリーズは特に印象に残っているモデルです」と話すのは、バイクや自転車など乗り物関連記事を取材・執筆しているライターの増谷茂樹さん。
「特にスタンダード状態でFCRキャブを装備していた『ZXR400R』は、当時人気だったSPレース界で、『ZXRでなければ勝てない』といわれるほど席巻しました。なかには、今でも現役としてレースで活躍しているマシンもあるほど、カワサキの4気筒は性能が高かったのです」(増谷さん)
そんなカワサキから、「Ninja ZX-4R」という“本気”の400cc4気筒マシンが復活するとあっては期待せずにはいられません。
●400ccのモデルらしい迫力あるリアビュー
モーターサイクルショー2023のカワサキブースで展示されたのは、最も走りに振った「Ninja ZX-4RR」でした。
プリロード調整機能つきのショーワ製SFF-BPフロントフォークに加え、「Ninja ZX-10R」と同タイプのショーワ製BFRC-liteを採用。カラーもKawasaki Racing Teamのマシンにインスパイアされたオリジナルカラーで、「RR」ロゴが誇らしげでした。
車体の基本設計は、先に発売された250cc4気筒モデル「Ninja ZX-25R」と共通とのこと。ですが実車を前にすると、やはり400ccクラスらしい迫力を感じます。特に160サイズのリアタイヤと太いマフラーが目を惹くリア周りの存在感は別格です。多くの人が「早くまたがってみたい」と感じるのではないでしょうか。
日本国内での発売時期は2023年秋頃の予定。公道でライディングできる日が来るのが今から楽しみです。
●製品仕様
・サイズ:1990×765×1110mm
・車両重量:188kg
・エンジン:水冷4ストローク4気筒DOHC4バルブ
・最高出力:77ps(ラムエア加圧時80ps)
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