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高速バス「ラグジュアリー個室」の進化ぶりが凄い わずか12人が味わえる 豪華シート採用の“走る高級ホテル”!?とは

ほぼ横になれる土足厳禁の“くつろぎ空間”

 長距離バスに使われるタイプのモデルは基本的に通常50名ほどの乗客が1台に乗り込むことが一般的です。
 
 しかし、東京から関西や徳島県を結ぶ「マイフローラ号」は2列個室タイプのレイアウトを設定することでラグジュアリーな旅が出来るとSNSで話題となっています。
 

ゆったりとした配置の12席、快適な移動を最大限追求した最高級バスとなる「マイフローラ」(画像提供:海部観光)
ゆったりとした配置の12席、快適な移動を最大限追求した最高級バスとなる「マイフローラ」(画像提供:海部観光)

 海部観光が運行するマイフローラ号は、車内が非常に豪華で、快適性の高い高速バスとして、注目されています。

 おもに東京や関西から徳島県を結ぶマイフローラ号は、2011年4月から運行がスタートしました。

 通常、50名ほどが乗車する大型バスに、快適性を追求するために、わずか12名まで人数が絞られて設計されています。

 マイフローラ号のコンセプトは、「乗車中、自宅のようにくつろげる環境を提供すること」だと海部観光の広報担当者は話します。

 そのコンセプト通り、土足厳禁の車内は、乗車する際に靴を脱ぎ、アメニティとして用意されているスリッパに履き替えます。車内の床はカーペットになっており、くつろぎやすい環境が整えられています。

 各座席は、座面(幅70cm×奥行50cm)/背もたれ(幅70cm×高75cm)/前後間隔:132cm/足元長74cmを誇るほか、徳島県産木材を使用したパーテーションやカーテンにより個室感覚のプライバシーを確保。

 背もたれは、リクライニング155度を誇り、ベッドのようなフラット感覚で睡眠を取ることも可能なほか、背もたれをリクライニングさせても、後ろの乗客に気を遣うことがない余裕のある空間作りとなっています。

 個室内の前方には、テレビモニターが設置されており、走行中は備え付けのヘッドフォンを使用することから、まるで飛行機のビジネスクラスのような気分を味わうこともできます。

 また車両後方にはトイレやパウダールームが設けられ、着替えや化粧にも利用が可能です。

 そんな豪華仕様になっているマイ・フローラ号の特徴について、海部観光の広報担当者は次のように話します。

「このバスを作った経緯は、乗車中、少しでも自宅でくつろいでいるように、車内でもくつろいで欲しいという思いから始まりました。

 高速バスは長距離を移動するため、乗車時間も長くなりますが、あくまで移動手段のひとつであり、お客様は着いた先に目的があります。

 しかし、一晩中乗車していると、降りる頃には疲れ切ってしまうという課題がありました。到着しても目的地で楽しめるよう、快適な車内環境を作り出したいと考えました。

 また、このようなバスは法律上『乗務員が車内を見渡せなくてはならない』という決まりがあります。

 そのため、高速バスは、カーテンで仕切るのが限界で、マイフローラ号のような個室空間を作ることができませんでした。

 しかし、カメラを取り付けてモニター上で車内確認を取れるようにしたことから、我が社はその壁を打ち破ることができ、そこからは他社もカメラを導入し始めています」

※ ※ ※

 最近では、マイフローラ号のような個室空間を特徴とした長距離バスに関心が寄せられています。

 従来の長距離バスよりも座席数が少ないことから時期によっては予約が取りづらい場合もあるようですが、マイフローラ号のようなゆったりとした配置の座席、快適な移動を最大限追求した最高級車に乗ってみたいものです。

Gallery 長距離の出張でも疲れ知らず! 最高級バス「マイフローラ」の室内を見る(9枚)
Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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