【クルマ×アソビ #7】圧倒的な存在感! “贅沢なオープンカー”レクサス「LCコンバーチブル」でゴルフに行ってみた “進化した走り”は格別の楽しさ
LC500コンバーチブルでゴルフに行けるのか?
今回、目的地に選んだのは、千葉県市原市にある米原ゴルフ倶楽部。オープンカーでゴルフとは、ちょっと酔狂な組み合わせに思えるかもしれませんが、実は「ゴルフ場でレクサスLCをよく見かける」といった耳にしたことがあり、スポーツクーペとゴルフの間には親和性があるのかな? と思ったからです。もしかしたら「新型LCコンバーチブルでゴルフに行けるのか?」と、気になっている人もいるかもしれませんね。

結論からいうと、LC500コンバーチブルのラゲッジスペースにフルセットのキャディバッグはギリギリ入らず……。ではリアシートに……と試したけれど、ちょっとだけハミ出してしまい完全には収まりませんでした。
なので、キャディバッグを積むとすれば助手席です。でも、トップを開け、キャディバッグをちらっと見せながら走るのも、僕はカッコいいと思います。まあ、LCでゴルフに行くのなら、バッグは宅配便で送ってしまうのがいいかもしれませんが(笑)。
とはいえ、クラブハウスの車寄せや駐車場におけるレクサスLC500コンバーチブルの存在感は圧倒的でした。
●ドライバーを“その気にさせる「スポーツ」モードの演出
LC500コンバーチブルは、ゴルフ場への行き帰りのルートにおける走りの楽しさも特筆すべきものがあります。
高速道路でトップを開けて走っていると、さーっと髪をなでる風、V8エンジンの乾いたエキゾーストノートがキャビン内でブレンドされ、得もいわれぬ気持ちよさ。
グイっとアクセルペダルを踏み込めば、さらに豪快な咆哮を響かせることもできますが、10速ATが組み合わせられる477ps/540Nmのエンジンを2000回転以上回すシチュエーションはほとんどなく、自然とジェントルなクルージングに落ち着きます。
一方、一般道に降り、カーブが連続する道が現れたときには、走行モードセレクターで「スポーツ」を選び、パドルシフトでギアチェンジしながら走らせるのが楽しい。レーシングカーを思わせるような、回転計を中央に据えたメーターパネルの表示や色が変わり、ドライバーを“その気にさせる”演出がなされます。
* * *
“優雅なクーペ”と“痛快なスポーツカー”という二面性、さらに、トップをオープン/クローズすることでマルチに楽しめるというのが、レクサスLC500コンバーチブルの魅力であり、贅沢さなのだと感じました。
先述したように、これからクルマの“電化”が進むにつれ、大排気量エンジンは“ムダなモノ”として淘汰されていくのかもしれません。しかし、ムダと思えるような過剰さにこそ“ラグジュアリーさ”を感じるのだということを、LC500コンバーチブルは教えてくれたのでした。
●LEXUS LC500 Convertible
レクサス LC500コンバーチブル
・車両価格(消費税込):1550万円
・全長:4770mm
・全幅:1920mm
・全高:1350mm
・ホイールベース:2870mm
・車両重量:2050kg
・エンジン形式:V型8気筒DOHC
・排気量:4968cc
・変速機:10速AT
・最高出力:477ps/7100rpm
・最大トルク:540Nm/4800rpm
・サスペンション:(前)マルチリンク式、(後)マルチリンク式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク、(後)ベンチレーテッドディスク
・タイヤ:(前)245/40R21、(後)275/35R21
●撮影協力:米原ゴルフ倶楽部
https://yoneharagc.jp/
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