高騰するガソリン代 電気代も上がっているいま EVとガソリン車では同じ距離を走るコストはどう違う?
新型BEV メルセデス・ベンツ「EQE SUV」の電費で計算してみた
ガソリン価格が高騰しています。
ウクライナでの戦争、原油価格の上昇、円安、物価高などさまざまな要因がからんでいますが、解決策はあるのでしょうか。

2023年9月13日に発表されたレギュラーガソリン価格は、全国平均で1リッターあたり184.8円と、前の週から1.7円下がりました。
この値下がりは、政府からの補助金のおかげなのですが、この補助金は当初9月末までの予定だったのを、2023年末まで延長すると表明しています。それでも1リッターが180円越えというのは、相当高い水準です。
スタンドの看板には、ハイオクが1リッター200円前後の表示が当たり前になってきています。空に近いタンクで満タンにしたら、大型SUVでなくても1万円札が飛んでいきます。
こんなご時世では、HEV(ハイブリッド車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)という燃費の良いクルマが羨ましくなりますが、それならいっそのことBEV(バッテリー電気自動車)にすれば高いガソリンを入れなくても良いということで注目されています。
本来はCN(カーボンニュートラル)のために必須のBEVですが、それよりランニングコストがガソリンより電気の方が安く済むかもしれないからです。
メルセデス・ベンツ新型「EQE SUV」の説明会のときに、その担当者自身がこのBEVを都内通勤で利用したときの電気料金の計算結果を見せてもらいました。
通勤時間は6:30から8:05、走行距離29km、平均速度18km/hで、電費値は5.9km/kWhと出たそうです。
この電気を家庭用交流200Vで充電したとすると、TEPCO(東京電力)の電気代1kWh30円とし、この通勤パターンで走行した場合、電気代150円で走れる距離を計算すると、29.5kmになったということです。

これは1リッターのガソリン代に近い金額での走行距離の比較としてわかりやすい数字です。
もっと単純に考えれば、オンボードコンピュータに出てきた電費値5.9km/kWhがキーポイントです。1kWhという電気量で5.9km走れるということは、30円で5.9km走れるということになります。つまり、180円では35.4kmになります。
EQE350 SUVのカタログ上のWLTCモード電費値は、208Wh/km(1km走行あたり208Whの電気量)、つまり4.8km/kWh(1kWhの電気量あたり4.8km走行)という意味です。実際の通勤走行ではWLTCより良い電費値だったということです。
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