VAGUE(ヴァーグ)

変わったのは大胆マスクだけじゃなかった! BMW新型「7シリーズ」は快適性や走り味も激変 “BMWらしさ”は残っているか?

やはり7シリーズは出来のいいドライバーズカー

 そうした「コンフォート」モードの変化は、乗り心地以外の面でも感じられます。「コンフォート」モードはサスペンションがソフトなだけでなく、ステアリングの操作フィールも軽く、かつてのBMWからの変化を強く感じます。従来モデルから乗り換えた人は、BMWらしくないと感じるかもしれません。

大胆なフロントマスクやシアター感覚のリアシート空間に目を奪われるが、しっかりとBMWらしい心地よい走りは継承している新型「7シリーズ」
大胆なフロントマスクやシアター感覚のリアシート空間に目を奪われるが、しっかりとBMWらしい心地よい走りは継承している新型「7シリーズ」

 しかし、それはあくまで「コンフォート」モードに限った話。「スポーツ」モードに入れるとシートのサイドサポートが体をしっかり支えてくれると同時にステアリングも重くなり、排気音はスポーティな響きになり、スポーツカーのような雰囲気へと変身します。

 そんな「スポーツ」モードの際のドライビングフィールは、まごうことなきBMWのそれであり、7シリーズらしいもの。大きくて重いにも関わらずキビキビとしたフットワークを見せてくれるため、ボディがひと回り小さく感じられます。

 さらに、エンジンもスポーティ感あふれるもので、5000rpmを超えてからの伸びと快音がもたらす高揚感は、走りを楽しめるクルマであることを実感します。

 やはり7シリーズは出来のいいドライバーズカー……メルセデス・ベンツのSクラスでは味わえないBMWの7シリーズならではの世界観がそこにはあります。

* * *

 個性的な顔つきに、自動ドアや後席シアターといったSクラスを超える装備、そしてソフトな乗り心地……。そんな新型7シリーズに関して、口の悪い人は「BMWは日和った」というかもしれません。

 しかし、走りの楽しさを知るドライバーなら、「スポーツ」モードの際の走りに別の印象を抱くことでしょう。大型サルーンなのにドライビングが楽しいという本来の7シリーズの世界観です。「やっぱり7シリーズは7シリーズだ」と実感するに違いありません。

 その革新性に驚かされる新型7シリーズですが、歴代モデルの美点はしっかりと受け継がれているのです。

●BMW 740i M Sports
 BMW 740i Mスポーツ
・価格(消費税込):1588万円
・全長:5390mm
・全幅:1950mm
・全高:1545mm
・ホイールベース:3215mm
・車両重量:2160kg
・エンジン形式:直列6気筒DOHCターボ
・排気量:2997cc
・変速機:8速AT
・エンジン最高出力:381ps/5500rpm
・エンジン最大トルク:520Nm/1850〜5000rpm
・モーター最高出力:18ps/2000rpm
・モーター最大トルク:200Nm/0〜500rpm
・サスペンション:(前)ダブルウイッシュボーン式、(後)マルチリンク式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク、(後)ベンチレーテッドディスク
・タイヤ:(前)255/45R20、(後)285/40R20

Gallery 【画像】革新的な進化を遂げつつも“らしさ”はしっかり継承されているBMW新型「7シリーズ」を写真で見る(40枚)

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