間延びした「メルセデスの往年のレーシングカー」 ミニカーを参考に製作されたって本当!? 南ア発“ワケありレプリカ”の正体とは
本物を見る機会がないので違いが分からない!?
今回フォーカスしている「ELK-GTR」は、2ドアクーペの「CLK」がベースなのかと思いきや、実は4ドアセダンの「Eクラス」をベースとしていました。

今回も設計図はなく、アカーマン氏はミニカーを眺めながらレプリカの製作をおこなったようです。フロントピラーとリアピラー、ならびにルーフは「CLK」のものを、シート、ドア、ダッシュボードは2ドアオープンカーである「SLK」のものを流用しているとのことです。
世界にたった25台しか存在しない公道を走れるレーシングカーだけに、「CLK-GTR」はそうそう見かけることのないクルマです。なので「ELK-GTR」がレプリカなのか否か、ひと目で違いが分かる人も少ないかもしれません。
「ホイールベースが長い」とか「ドアが違う」とか、「フロントフードやリアバンパーの形状が違う」とか、ホンモノと見比べれば気づくことはありますが、「ELK-GTR」だけを見たなら、クルマ好きを自称する筆者でもきっと戸惑うことでしょう。
ちなみに「ELK-GTR」のボディはほぼ完成しているようですが、エンジンはまだ搭載できていないのだとか。「これからV12エンジンを搭載する」とのことですが、フロントに載せるのか、リアにするのか、気になるところです。
* * *
そういえばアカーマン氏、直近ではアルファ ロメオ「アルファ159」のリア部分に「アルファ ブレラ」のリア部分をドッキングさせた5ドアハッチバックや、BMW「V12 LMRプロトタイプ」のレプリカ(公道仕様)を製作するなど、面白い活動をなさっているようです。 設計図が一切ない中、ミニカーを参考にリアルなレプリカを製作してしまうのですから、アカーマン氏の板金技術と才能はもはやアーティストの域にありますね。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】