スズキ「GSX-S1000GT」の2024年モデルは新色レッドがインパクト大! 長距離ツーリングでも疲れ知らずのスポーツツアラーの魅力とは
新色レッドを加えた全3色をラインナップ
スズキからスポーツツアラー「GSX-S1000GT」の2024年モデルが登場しました。
従来ラインナップされていたリフレクティブブルーメタリックに代わって、北米モデルで採用されていたキャンディダーリングレッドにカラーチェンジ。継続色であるトリトンブルーメタリックとグラススパークルブラックと合わせた全3色をラインナップします。

「GSX-S1000GT」は、フルカウルストリートバイクである「GSX-S1000F」の後継モデルとして誕生。大型ストリートバイク「GSX-S1000」をベースにツーリング性能を高めたスポーツツアラーとして、2022年に国内販売がスタートしました。
そんな「GSX-S1000GT」の特徴について、スズキの広報部は次のように話します。
「『GSX-S1000GT』は電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)や、スズキ初となるスマートフォン連携機能つき大画面フルカラーTFT液晶メーターなどを採用し、日常での扱いやすさと長距離ツーリングにおける快適性や高速安定性を追求しています。
そのスタイリングは、ツアラーバイクらしい堂々としたたたずまいの中にも軽快なスポーツ性能を感じられるもので、シャープで伸びやかなラインを使ったデザインとなっています」
●快適に長距離ツーリングを楽しめるグランドツアラー
「GSX-S1000GT」は、全回転域で余裕とパワフルさを感じさせる水冷直列4気筒998ccエンジンを搭載。低速域からでも使いやすいスムーズなトルク特性としながら、高揚感のある加速性能を実現しています。
また、同エンジンを軽量で剛性感のあるフレームと組み合わせることで、日常での扱いやすさとワインディングや高速道路などでの優れた操縦安定性を両立しています。
電子制御システムS.I.R.S.により、走行経験のレベルだけでなく、路面の変化やライダーの好みに応じたパフォーマンス特性を最適化できるのも「GSX-S1000GT」の特徴。ライディングに集中できるようS.I.R.S.がアシストすることで、ライダーの疲れを軽減し、走る楽しさをさらに感じることができます。
このほか、長距離ツーリングにおける疲労低減のため、浮動式ハンドルやラバーつきフットレスト、専用グラブバーを採用。ライダーとタンデムライダーに伝わるバイクからの振動を軽減します。
加えて、ハンドルバーの幅を広げ、ハンドル位置をライダー側に近づけることで、よりツーリングに適したアップライトなライディングポジションとなっているのも見逃せません。
モデル名にある「GT」とは、快適に長距離走行を楽しめる“Grand Tourer(グランドツアラー)”を意味するもの。その名が示すように、「GSX-S1000GT」は高度な電子制御システムと細緻なエアロダイナミクスの追求により、快適に長距離ツーリングを楽しめる1台に仕上がっています。
●製品仕様
・価格(消費税込):159万5000円
・カラー:キャンディダーリングレッド、トリトンブルーメタリック、グラススパークルブラック
・サイズ:全長2140×全幅825×全高1215mm
・シート高:810mm
・ホイールベース:1460mm
・エンジン:水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
・総排気量:998cc
・最高出力:150ps(110kW)/1万1000rpm
・最大トルク:105Nm/9250rpm
・燃料タンク容量:19リットル