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世界でたった1台の“幻のクルマ”! メルセデス初代Eクラスクーペをベースにしたガルウイング「ボシャートB300」ってどんなモデル?

世界に1台の「Boschert B300」がオークションに登場

 メルセデス・ベンツのアイコニックな「ガルウィング」ドアは、当社の歴史のなかでも象徴的なデザインのひとつです。

 通常のクルマに設置されるドアとは異なり、ドアはルーフ上にヒンジのある跳ね上げ式となっています。上下に開閉する扉は開いている際、まさに「ガル(かもめ)」の翼のようなルックスとなり、ほかにないデザインです。

オークションに出品されたBoschert(ボシャート)「B300 ガルウィング」
オークションに出品されたBoschert(ボシャート)「B300 ガルウィング」

 市販車で初搭載されたのは、1954年に登場したメルセデス・ベンツ「300SL」でした。当時から軽量のボディと唯一無二のデザインでユーザーを魅了し、現在では歴史に残る名車の一台として多くのファンが存在します。

 300 SLのデザインをモチーフとするモデルとして、2009年には「SLS AMG」のスーパーカーが登場。現代ではこのSLSの2014年の生産終了を最後に、ガルウィングドアを搭載するモデルは見られなくなっています。

 そんなガルウィングドアを搭載するクルマは、メルセデス・ベンツの歴史上でもわずかこの2モデルに限られており、SLS AMGとして復活するまで約50年近くのブランクも存在しました。

 それまで複数回、外部メーカーによるカスタムなども施されてきましたが、2013年にはダイムラーの許可なく300 SLのレプリカを製造していたドイツ企業が提訴される歴史などもあります。

 その際にダイムラーは、300SLのデザイン意匠権はダイムラーに帰属することを主張し勝訴。インターネットには、ダイムラーの工場内でそれらのレプリカをスタッフが解体する写真が公開されるなど、見せしめ的に300 SLとそのデザインと歴史を守り抜きました。

 それほどまでにメルセデス・ベンツにとっても大切なガルウィングデザインですが、許可を得て搭載されたカスタム車両も存在します。

 それが、今回、世界的有名オークションであるRM Sotheby’sにて出品されたBoschert(ボシャート)「B300 ガルウィング」です。

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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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